ラテンダンスといえばこれ!ラテンダンスの王様、サルサについて徹底解説!

Salsa サルサ(Salsa)
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こんにちは、Ponmigo(ポンミーゴ)です。

このブログでは、ラテン音楽とラテンダンスについて紹介しています。

 

サルサってよく聞く音楽だけど、実際にはどんな音楽なの?

サルサの発祥地はどこ?

サルサ音楽の特徴が知りたい!

有名アーティストを紹介してほしい!

今回は、以上のような、サルサに関する質問にお答えします。

 

「ラテン音楽・ラテンダンス」といえば、やっぱりサルサですよね。

サルサについてはラテン音楽・ラテンダンス好きならもちろん、あまり知らない人でさえ聞いたことがあるジャンルだと思います。

 

この記事を読むことで、サルサはどんな音楽なのか、どんなダンスなのか、そしてどんな特徴があるのかを詳しく理解することができますよ。

また、中南米や南米の国に旅行に行く際に、サルサダンスを踊ったり、サルサについて話すことができれば、すぐに現地の人々とも仲良くなれるでしょう。

 

 

サルサとはどんな音楽?

まずは、サルサの発祥地と名前の由来について説明します。

 

発祥地はニューヨーク!?

サルサがいつ、どこで発祥した音楽なのかは諸説ありますが、一番有力なものを紹介しますね。

 

サルサ(Salsa)は1960年代にニューヨークに移民したキューバとプエルトリコの人々が、自国の音楽をもとにして発展させた音楽だと言われています。

そのため、一般的にサルサはキューバ、もしくはプエルトリコの音楽&ダンスだと考えられているものの、正確な発祥地はニューヨークだともいえます。

 

さらに、この音楽は1970年代にニューヨークで人気となり、その後、世界の国々に広まりました。

また、現在では、アメリカ大陸で、ラテンの人々の庶民のダンスとして溶け込んでいます。

 

サルサはキューバやプエルトリコの音楽がベースになっている!

サルサはキューバやプエルトリコの人々が自国の音楽をもとに発展させたことから、カリブ海の音楽がベースとなっています。

 

そのため、キューバ音楽である、チャチャチャ(Cha Cha Cha)マンボ(Mambo)からの影響も受けています。

さらに、ルンバ(Rumba)ボンバ(Bomba)プレナ(Plena)ダンソン(Danzón)ワラチャ(Guaracha)ソン(Son)、そしてアメリカの黒人音楽が融合した音楽形態でもあります。

これだけ、カリブ海の音楽要素があるなら、サルサは「カリブ海音楽の融合」みたいな扱いになりそうだね!

 

サルサはコロンビアでも有名!

サルサが有名なのは、キューバとプエルトリコだけではありません。

アメリカ大陸、特にコロンビアでもサルサはとても有名です。

 

コロンビアではサルサ・カレーニャ(Salsa Caleña)など、コロンビア独自のサルサダンスがあります。

これは、キューバやプエルトリコのものとは異なるものの、とても有名、かつ人気なダンススタイルです。

 

ちなみに、サルサ・カレーニャの発祥地でもある、コロンビアのカリ(Cali)はサルサの拠点だと言われています。

 

名前の由来は「(料理用)ソース」!?

サルサはスペイン語で「(料理で使われる)ソース」という意味もあります。

いろいろなスパイスが混ざり合ったソースのように、ラテン音楽&ダンスジャンルである「サルサ」もさまざまな音楽要素が混合しているという特徴があります。

 

ちなみに、料理に使われる「サルサ」を多くの日本人は「サルサソース」と呼びますが、それは実質「ソースソース」と言っている事になるため、少し違和感がありますよね^^;

 

別名は「ラテンダンスの王様」!?

実は、サルサは「ラテンダンスの王様」という別名もあります。

確かに、これだけ世界的に認知度があるラテン音楽は少ないと思いますし、これだけ世界中で踊られているラテンダンスも珍しいと思います。

 

そのため、やはりサルサは「ラテンダンスの王様」と言う表現がぴったりだと思います。



踊り方について紹介!

次にサルサの踊り方について紹介します。

サルサダンスはは速いリズムに合わせて踊られ、一般的に、多くのターン(クルクル回ること)をしながら踊られます。

 

また、広いスペースを使って、滑らかに踊ることも、このダンスの特徴のひとつですね。

 

さらに、サルサは多くの場合、パートナーと踊ります。

その際、パートナー間のスペースは他のラテンダンスに比べてやや広くなる傾向があり、少し派手な腕の動きやフットワークが可能になっています。

 

サルサの動きは「エネルギッシュ」!?

基本的にサルサダンスは他のラテンダンスよりテンポが速く、エネルギッシュに見えます。

さらに、バチャータ(Bachata)メレンゲ(Merengue)などと比べると官能的なダンスというよりかは楽しそうなダンスに見える傾向があります。

 

ですが、サルサには約7種類のスタイルがあるため、踊られる雰囲気はそれぞれのスタイルによって若干異なります。

 

基本ステップは「速い、速い、遅ーい」

サルサダンスは3ステップ(2速いステップ+1遅いステップ)で構成されており、前後に動くステップが基本です。

 

(前)(後)(後)(待ち)(後)(前)(前)(待ち)

というような感じでしょうか。

 

この場合の「(待ち)」というのは文章で表すことは大変ですが、少し補足しますね。

簡単に言うと、リズムが「いち、に、さーーん」となっているような感じです。注目は「いち、に、さん」ではなく「さーーん」だと言うことですね。

 

このステップは慣れればとても簡単に踊ることができます。

そのため、中南米では一般的なラテン圏の人たちの庶民のダンスとして、日常的に踊られています。

 

サルサの演奏について紹介!

次に、サルサの演奏について紹介します。

 

サルサ特有のリズム「クラーベ」

サルサでは、「クラーべ(Clave)」というシンコペーションのリズムが使われており、1クラーベは8拍の音楽に6ダンスステップを合わせて踊ることを意味します。

シンコペーションリズムとは「本来のアクセントとは違った場所にアクセントを置いて通常とは違ったリズムのノリを生み出す手法」のことです。

 

そのため、サルサは基本的に4拍子の音楽ですが、他の4拍子の音楽と比べると、より複雑な音楽のように聞こえます。

 

演奏で使われる楽器は14種類もある!?

サルサは基本的にこれらの14種類の楽器が使われています。

もちろん、曲やスタイルによって使われる楽器が若干増減することがあります。

  • ピアノ
  • ギターもしくはトレス
  • トランペット
  • トロンボーン
  • サックス
  • コントラバス
  • コンガ
  • ボンバ
  • ティンバレス
  • マラカス
  • ギロ
  • カウベル
  • クラベス
  • (ボーカル)

 

 

「トレス」はギターに似ているキューバ発祥の楽器です

 

即興のリードシンガー「ソネロ」とは?

サルサの即興のリードシンガー(ボーカル)は一般的にソネロ(Sonero)と呼ばれています。

 

ちなみに、ソネロの本来の意味は「ソン(Son)というキューバの音楽ジャンルの歌い手」です。

ですが、その意味が転じて、現在では、「サルサの歌い手」という意味も持つようになったそうです。

 

サルサの歌詞の内容とは?

では、サルサではどんな内容について歌っているのでしょうか?

 

結論から言いますと、サルサの歌詞は大抵の場合、について語られています。

一言表すと「愛」ですが、実際は「美しい愛」、「失恋」や「片思い」などさまざまな愛の形を表しています。

 

なのでサルサは明るくアップビートな音楽が多いものの、歌詞は必ずしも「明るい歌詞」というわけではなさそうです。



サルサの有名アーティスト3選!

では、ここで、サルサの有名アーティストと、その人たちのおすすめ曲について紹介していきたいと思います。

 

より詳しいおすすめ曲紹介については、以下の記事を覗いてみてくださいね。

 

ルイス・エンリケ(Luis Enrique)

最初に紹介するアーティストはルイス・エンリケ(Luis Enrique)です。

 

ルイスは1962年にニカラグアで生まれたアーティストで、「サルサの王子」という別名を持っています。

この別名からも想像できるように、彼はサルサアーティストの代表のような人物だといえます。

 

また、彼は「ザ・ボイス(The Voice)」という歌声を審査するリアリティーショーのペルーバージョンで審査員を務めるなど、歌手以外の活動もしています。

 

ヨ・ノ・セ・マニャーナ(Yo No Se Mañana)

ルイスの代表曲・ヒット曲としてヨ・ノ・セ・マニャーナ(Yo No Se Mañana)という曲があります。

ちなみに、この曲名はスペイン語で「明日のことは知らない」というニュアンスがあります。

 

 

セリア・クルス(Celia Cruz)

先ほど紹介した、ルイス・エンリケは「サルサの王子」と呼ばれている一方、セリア・クルス(Celia Cruz)は「サルサの女王」と呼ばれています。

 

彼女の本名はウルスラ・イラリア・セリア・カリダッ・クルス(Úrsula Hilaria Celia Caridad Cruz Alfonso)といい、彼女はキューバ系アメリカ人です。

セリアは1990年、2003年と2004年にグラミー賞にノミネートされています。

 

ちなみにセリアは2003年に亡くなってしまったということですので、亡くなった後もグラミー賞に選ばれるぐらい、実力のあるアーティストだったといえますね。

 

ラ・ビダ・エス・ウン・カーナバル(La Vida Es Un Carnaval)

セリアは女性なのにも関わらず、男勝りな力強い声で歌うのが特徴だといえます。

 

そんなセリアの代表曲はラ・ビダ・エス・ウン・カーナバル(La Vida Es Un Carnaval)です。

この曲はサルサ好きなのであれば、一度は聞いたことのある、名曲ではないでしょうか?

 

マーク・アンソニー(Marc Anthony)

最後に紹介する、有名アーティストは、マーク・アンソニー(Marc Anthony)です。

彼はアメリカ生まれの歌手で、サルサ歌手としての活動はもちろん、その他の音楽ジャンル(R&B、ポップミュージック、ロック)の歌手、シンガーソングライター、レコードエグゼクティブ、俳優やテレビプロデューサーなどさまざまな場面で活躍しています。

 

その実力は確かなもので、マークはラテングラミー賞をはじめとする、さまざまな賞にノミネートされました。

 

ビビール・ミ・ビダ(Vivir Mi Vida)

彼の代表曲は、やはり、ビビール・ミ・ビダ(Vivir Mi Vida)です。

これはサルサ音楽の中で一番聴かれているといっても過言ではない曲なため、ご存知の方も多いのではないでしょうか?

 

ちなみに、この曲名「ビビール・ミ・ビダ(Vivir Mi Vida)」はスペイン語で「自分の人生を生きる」というような意味があります。

この曲は本当におすすめですので、是非聞聴いてみてください!

 

サルサの魅力とは?

最後にサルサの魅力について紹介します。

 

サルサの1番の魅力は簡単に踊れて、簡単にノレるという点です。

 

また、ラテン音楽やラテンダンスについてまだあまり知らない方にとっては、一番親しみやすいラテン音楽・ラテンダンスだと思います。

その理由としては、サルサはたくさんの名曲や踊り方などがYouTubeなどで公開されており、興味が湧いたらすぐに検索できるからです。

このブログでは、マイナーなラテン音楽・ラテンダンスもたくさん紹介しています。なので、よりサルサの馴染みやすさが強調されている気がします。

 

さらに、中南米や南米の国々へ旅行する機会などがある場合、サルサダンスが踊れたら、現地の人々とすぐに打ち解けれるはずです。

 

まとめ

サルサはニューヨークに移住したプエルトリコとキューバの人々によって作られた音楽&ダンスジャンルです。

この音楽はさまざまなカリブ海の音楽の要素を混合させたもので、まるで「カリブ海を代表する音楽」のようです。

 

少し独特なリズムで、楽しくノレるサルサは本当におすすめなので、ラテン音楽・ラテンダンスが好きな方はぜひ聴いたり、踊ったりしてみてくださいね!

 

以上、今回はサルサについて紹介しました。

 

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