こんにちは、Ponmigo(ポンミーゴ)です。
今回はレゲトン(Reggaeton)の音楽と合わせて踊られる、ペレオ(Perreo)について解説していきます。
ペレオはレゲトンのダンス
レゲトンには「ペレオ(Perreo)」と呼ばれるとても特徴的な踊り方があります。
ペレオは、官能的な特徴を持つレゲトンのダンスです。
このダンスは、ゆっくりしたリズムでも速いリズムでも踊ることができ、パートナーの間で一種の誘惑のゲームが展開されることが特徴的だといえます。
ペレオは1990年代後半にプエルトリコで生まれ、その後キューバやドミニカ共和国などで人気を博したとされています。その後、中南米全域に広がり、現在ではスペインを含むほぼすべてのスペイン語圏の国々で踊られています。
ペレオは国によって別名もある!
このダンスは、世界中で流行っているといえます。
しかし、すべての国でペレオ(Perreo)と呼ばれているわけではありません。例えば、エクアドルやコロンビアでは「サンドゥーチェ(Sanduche)」、プエルトリコでは「サンドゥンゲオ(Sandungueo)」と呼ばれています。
呼び名が全然違うから、「これはペレオの別名だよ」って説明がなかったら絶対わからないよね!
「ペレオ」の語源の由来は犬!?
レゲトンの代表的なダンス、「ペレオ」の語源は、犬が交尾の時にする動作と関係があるといえます。
ペレオは性交を模倣する動きがメインであり、「ペレオ(Perreo)」という名前は「犬」を意味するスペイン語の「ペロ(Perro)」から作られた言葉だと考えられています。
ペレオの踊り方
ペレオはクラブや路上にてりカジュアルに踊られているダンスです。
ペレオは速くて攻撃的なものから、ゆっくりしたものまであります。
ペレオを踊る際は、どのような場合でも股関節と太ももの動きを中心として踊ります。基本的にお尻を挑発的に動かし、特にヒップホップのリズムに合わせて行います。
膝の曲げ伸ばしや腰の動きなど、ペレオの一部のステップは、メレンゲ(Merengue)やサルサ(Salsa)など他のダンスに由来するものです。
ペレオの専門家によると、ペレオを正しく踊るためには、以下の点に注意しなければならないそうです。
- ダンス中に膝を上下に動かせることが必要
- 素早く開くことができる、強い脚力が必要
- ペレオで目立つためには、腰や骨盤を大きく動かすことが必要
ちなみにペレオのダンスは男女がくっついて踊るということ以外には、複雑な振り付けや正確なルールなどといった踊り方の決まりはありません。
また、ペレオには基本的に2つのタイプがあります。ひとつは正面から行うもの、もうひとつは背後から行うものです。
この動画を見ていただくと、正面と背後の意味がわかりやすいかもしれませんね。
この女の人のペレオは一般的に踊られているものと比べると、複雑で高度なスキルが必要そうですね。というのも、ジャンプをしたり、ここまでリズムにぴったり合わせて踊るということは珍しいといえます。
このような少し過激なダンスが、南米などでは当たり前のように街中などでも踊られているので、個人的には衝撃です。
また、他にもこのように踊られていたりもするようです。
ペレオは賛否両論あるダンス
動画を見ていただいた方はきっと理解していただけると思いますが、ペレオは性交を模倣する動きがあることから、非常に賛否両論ある踊りです。
特に未成年者にペレオを勧めた場合、子どもにはふさわしくないとして、苦情や糾弾の声が上がることも少なくありません。
さらに「ペレオ」は、個人の親密な関係を再現しているため、卑猥で不快であるとの批判もあります。
確かに、日本だったら絶対にこんな踊り方しないよね・・・。
まとめ
ペレオはレゲトンの代表的なダンスで、とてもカジュアルに踊られています。
また、ペレオはラテン音楽に合わせて踊られるというだけあり、ノリノリではありますが、「不快に感じる」という意見も納得できるような踊りですよね。
このダンスを踊るかどうかはご自身がこの踊りに抵抗があるか、ないかで判断するのが一番いいですね。
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