こんにちは、Ponmigo(ポンミーゴ)です。
今回はボリビア音楽、カポラル(Caporal)のおすすめ曲を10曲紹介していきたいと思います!
カポラルについて簡単に説明!
カポラルのおすすめ曲を紹介する前に、簡単にカポラルとは何かということを紹介しますね。
カポラルとはボリビアの音楽、かつ民族舞踊で、女性の色っぽい動きや、男性によるジャンプが特徴的です。そのような俊敏なステップとノリのいいリズムで、若者の間でとても人気があります。
現在はボリビアだけではなく、ペルーやチリなどでも踊られたり、演奏されたりしています。また、イベントやお祭りの際に踊られることも年々多くなってきています。
では、カポラルのおすすめ曲を見ていきましょう!
おすすめ曲を10曲紹介!
ソイ・カポラル(Soy Caporal)
最初におすすめするカポラルの曲、ソイ・カポラル(Soy Caporal)はトゥパイ(Tupay)というグループによって演奏されている曲です。
この曲名、「ソイ・カポラル(Soy Caporal)」はスペイン語で「私はカポラルだ」という意味があります。カポラルとは「スペイン植民地時代の監督者」を指しています。
曲名が示す通り、この曲は「カポラル」について歌っています。歌詞には「僕がカポラルだから、みんなが僕をみている。みんな僕をみてるんだ、だって僕はカポラルなんだから」とあり、監督者の権威についても言及しているようですね。
さらに、このカポラルの曲はスペイン植民地時代のボリビアについても知れる曲ですので、おすすめです。
ソイ・カポラルを演奏している、トゥパイ(Tupay)はボリビアのグループで、ボリビアのフォルクローレを中心として演奏しているグループです。また、このグループはティンク(Tinku)の曲でも有名です。
ちなみに、このグループはティンクのおすすめ曲の記事でも紹介していますので、興味がある方はこちらの記事もどうぞ。
ジョララス(Llorarás)
ジョララス(Llorarás)はチラ・ハトゥン(Chila Jatun)というグループによって演奏されています。
この曲名「Llorarás」にはスペイン語で「あなたは泣く」という意味があります。
この歌詞のテーマとしては「もうあなたのことは見たくない。戻ってこないで」という別れを告げている曲です。また、「あなたは変わると言ったけど、もう僕たちは終わりだってわかっているでしょ?」とも言っています。
また、相手を振っているという歌詞は悲しいながらも、どこかスッキリした雰囲気があるのがおすすめです。
ちなみに、このグループはボリビアの音楽グループで、カポラル、ティンク、サライ(Salay)やワイニョ(Huayño)など、ボリビアで聞かれている音楽の大半を演奏しているといえます。
ブエルべ・ア・ミ・パロミータ(Vuelve A Mi Palomita)
次におすすめするカポラルの曲、ブエルべ・ア・ミ・パロミータ(Vuelve A Mi Palomita)はANDU(アンドゥ)というグループによって演奏されています。
この曲の雰囲気がすごくいい感じだなぁ。
言葉ではきちんと言い表せないけど・・・誰か理解してくれるかな?
この曲は「もう一度あなたを愛したい、僕の元に戻ってきて」というニュアンスがあります。ですので、少し悲しい雰囲気はあるものの、ロマンチックな曲でもあります。
ノー・プエド・マス(No Puedo Más)
ノー・プエド・マス(No Puedo Más)はアグーパシオン・アシ・ディーロン(Agrupación Así D’ Ron)というグループにより演奏されています。
今までの曲もそうだけど、「どんどん、どんどん」とカポラルの典型的なリズムがわかりやすい曲だね!
この曲名、「ノー・プエド・マス(No Puedo Más)」にはスペイン語で「もう耐えられない」「もう出来ない」「もう無理」などという意味があります。
また、先ほどおすすめした、ブエルべ・ア・ミ・パロミータ(Vuelve A Mi Palomita)と同様に、別れた元恋人に対して歌っている曲だといえます。
ノー・プエド・マスには「あなたの空気が恋しい」「あなたの愛が恋しい」などという歌詞があります。
ニニャチャイ(Niñachay)
ニニャチャイ(Niñachay)はカポラルの曲のなかでは割と有名な曲だと思うので、聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
この曲は「君は僕を愛していると言ったよね?なんで嘘をつくの?」「君はまた戻って来るって言ったよね?なんで嘘をつくの?」という歌詞があり、裏切った人に向けて歌っているといえます。
また、このカポラルの音楽はウィリアム・ルナ(William Luna)という人物によって歌われています。
彼はペルー人歌手ですが、ボリビア、チリ、エクアドルなどの隣国はもちろん、メキシコ、ドミニカ共和国、アメリカ、カナダやヨーロッパの国々、スイス、スペイン、ドイツ、イタリア、ベルギーやフランスなどでもコンサートを行なっています。
海外でも大活躍の有名・おすすめなアーティストですので、是非聞いてみてくださいね!
ノーチェ(Noche)
ノーチェ(Noche)はアントロヒア(Antologia)という人により歌われています。
この曲は一番はじめに「サヤのリズムで!(Ritmo De Saya)」と言っていますが、この曲は「サヤ(Saya)」ではなく、「カポラル(Caporal)」です!
「なぜ日本人の筆者が海外の音楽ジャンルに口出ししているの?サヤって本場の人が言っているんだから、サヤでしょ」と思われるかも知れませんが、本当にこれは「サヤ」ではなく「カポラル」なんです。
「サヤ」と「カポラル」について興味がある方はこの記事も覗いてみてくださいね!
いずれのジャンルにせよ、この曲はとてもリラックスできるいいカポラル曲ですので、とてもおすすめです。
ミ・モレーナ(Mi Morena)
次におすすめするカポラルの曲はミ・モレーナ(Mi Morena)です。この曲はアマル(Amaru)により演奏されています。
この曲は歌詞の中でも「カポラル」っていう単語を歌ってるね!
この曲を演奏しているアマル(Amaru)はボリビアのコチャバンバ(Cochabamba)発祥のグループで、ボリビアのフォルクローレを中心的に演奏しています。
ネグリータ(Negrita)
ネグリータ(Negrita)はパチャ(Pacha)というグループにより演奏されています。
この曲も先ほどおすすめした曲、ノーチェ(Noche)と同様に歌詞に「サヤ」という単語がありますが、この曲はカポラルです!!
なんで「サヤ」と「カポラル」はこんなに私を混乱させるの!
ちゃんと、「サヤ」は「サヤ」、「カポラル」は「カポラル」にして欲しいなぁ。
ライセス(Raices)
ライセス(Raices)はカラ・マルカ(Kala Marka)というボリビアの音楽グループにより演奏されています。
この曲は他のカポラルの曲と比べると少しミステリアスな雰囲気がありますね。一般的なカポラルとは少し違う雰囲気があるからこそとてもおすすめです。
アモロサ・パロミータ(Amorosa Palomita)
最後におすすめするカポラルの曲、アモロサ・パロミータ(Amorosa Palomita)はヤカ・マルク(Jach’a Mallku)というグループによりカバーされています。
この曲の歌詞には曲名でもある、「アモロサ・パロミータ(Amorosa Palomita)」というフレーズが何度も使われているので、そこの部分だけでも口ずさみながら楽しめる一曲です。
また、とても明るいカポラルらしい曲だともいえます。
まとめ
カポラルの踊りは「どんどん、どんどん」と足を踏み鳴らしながら、踊ることが一般的です。今回おすすめした全ての曲で「どんどん」というリズムが聞き取れますね!
また、このリズムがカポラルの音楽自体をとても明るくしているといえます。
この明るい音楽を手拍子を打ったり、足を踏み鳴らしながら踊ってみるとさらに楽しくなりますよ!
コメント