バチャータとサルサの違いをカテゴリー別に徹底比較してみた!

Bachata バチャータ(Bachata)

こんにちは、Ponmigo(ポンミーゴ)です。

このブログでは、ラテン音楽とラテンダンスについて紹介しています。

 

「サルサ」と「バチャータ」ってどんな音楽ジャンル?

サルサとバチャータの違いが知りたい!

結局、どっちのラテン音楽ジャンルがおすすめなの?

今回は、以上のような、サルサとバチャータに関する質問に具体的にお答えします。

 

この記事を読むことで、代表的なラテン音楽&ラテンダンスジャンルである、サルサ(Salsa)とバチャータ(Bachata)には、どのような違いあるのかが分かります。

また、それぞれのおすすめアーティストについてもあわせて紹介していますよ。

 

バチャータとサルサの大きな違いとは?

結論から述べると、バチャータとサルサの大きな違いは「どのようにダンスを表現するか」ということです。

少しわかりにくいと思うので、以下で説明しますね。


発祥地の違い

文化

サルサはどこから発祥したダンスなのかということは定かではありませんが、多くの人はキューバ、もしくはプエルトリコだと信じています。

サルサはニューヨークで1970年代に人気となり、今まで、進化し続けています。

実際に、サルサはバチャータより人気で、知名度も高いと言えますね。

サルサは世界で一番知られているラテンダンスと言っても過言ではないでしょう。

 

一方で、バチャータはドミニカ共和国発祥の音楽です。どちらもカリブ海の国という点では同じですが、国は違います。

バチャータはゆっくりでロマンチックなダンスが多いですが、最近のバチャータは進化し、アップビートのものも増えてきています。

 

ダンスの表現方法の違い

ダンスの表現方法

サルサもバチャータもどちらのラテン音楽なので、見ていてとても楽しい踊りですよね。ですが、サルサとバチャータのダンスの表現方法は異なります。

 

サルサもバチャータも一般的には男性と女性のペアで踊り、ほとんどの場合は男性が女性をリードします。

ダンスの表現方法を簡単に言い表すと、「サルサはアップビートの音楽に速いターンがあるのが一般的で、バチャータではサルサより比較的に遅いテンポで踊られる」になります。

 

サルサの表現方法

サルサはとても速い音楽でたくさんのターンがあります。広いスペースを使って、滑らかに踊ります。

 

サルサは多くの場合、パートナー間のスペースがやや広くなり、少し派手な腕の動きやフットワークが可能になります。

 

バチャータの表現方法

バチャータはどちらかというとその場で踊っているようなぐらい、狭いスペースで踊ります。

もちろん、スペースを使うこともあるし、スペースを使ったらバチャータではない!ということではありません。傾向としてサルサより狭い範囲で踊るということです。

 

バチャータを踊るときは、パートナーとくっついて(「ハグ」のようなぐらい近い時も!)踊ることが多いですが、離れて踊ることももちろん可能です。

 

 

音楽の違い

音楽を聴いている様子

サルサもバチャータも4拍子の音楽に合わせて踊ります。

 

基本的にサルサの方がテンポが速く、エネルギッシュに見えます。さらに、他のラテンダンスと比べると官能的というよりかは楽しそうに見えます。

サルサはトランペット、コンゴ、そしてカウベルなどといった楽器で構成されています。

 

そして、サルサは4拍子ですが、「クラーべ(Clave)」というシンコペーションのリズムなためバチャータやメレンゲよりも複雑な音楽のように聞こえます。

シンコペーションリズムとは「本来のアクセントとは違った場所にアクセントを置いて通常とは違ったリズムのノリを生み出す手法」のことですね。

 

一方でバチャータは遅めなテンポなため、踊っている二人がより滑らかで官能的な動きに専念することができます。

そしてバチャータはギターがメインの音楽です。

ということは、サルサとバチャータを聞き分けるのは意外と簡単だね!

 

 

 

踊り方やダンスステップの違い

足のステップ

サルサとバチャータはかなり異なったダンスステップがあります。

 

サルサの基本ステップ

サルサのステップは前後に動くステップが基本的なステップになります。

そしてこのダンスは3ステップ(2速いステップ+1遅いステップ)で構成されています。

 

(前)(後)(後)(待ち)(後)(前)(前)(待ち)

というような感じでしょうか。

この場合の「(待ち)」というのは文章で表すことは大変ですが、少し補足しますね。簡単に言うと、リズムが「いち、に、さーーん」となっているような感じです。注目は「いち、に、さん」ではなく「さーーん」だと言うことですね。

サルサの特徴はやはり、複雑で速いペースの音楽とターンだといえます。言い換えると、バチャータよりもクルクルと回る動きが多いということです。

 

バチャータの基本ステップ

一方で、バチャータの基本ステップはサルサとは異なり、左右の動きが多くなっています。そして4拍子目にアクセント(タップ)を置きます。

 

なので、

(右)(左)(右)(タップ)(左)(右)(左)(タップ)

というような感じですね。

 

そして、やはり特徴的なのが、腰の動きです。女性の方はタップの時に腰の動きを強調してみるのもいいですね。

 



有名なサルサとバチャータのアーティスト紹介!

サルサにもバチャータにも有名なアーティストがいます。

 

バチャータの歌手といえば、プリンス・ロイス(Prince Royce) や「バチャータの王様」と呼ばれているロメオ・サントス(Romeo Santos)などですね。

 

サルサの有名な歌手だと「サルサの王子」と呼ばれているルイス・エンリケ(Luis Enrique)や「サルサの女王」と呼ばれているセリア・クルス(Celia Cruz)などがいます。

 

私のおすすめ

私のおすすめはズバリ、、、

 

バチャータです!

 

バチャータはサルサよりもテンポが遅いので、初心者でも簡単に踊ることができると思います!

 

また、バチャータを踊ることができると、ラテンダンスの基礎がわかるため、ラテンダンスの基盤を作ることができます。

よって、バチャータが踊れるとサルサも踊れる可能性が高くなります。

まとめると、サルサとバチャータはラテンダンスという同じカテゴリーに属しているものの、色々な違いがありましたね。バチャータは初心者の方にとっては始めやすいダンスだと思うので是非トライしてみて下さいね。

個人的にはサルサよりもバチャータの方が好きだから、よりおすすめだよ〜!

 

この記事以外にもサルサと他の音楽ジャンルを比較しているものがありますので、よかったらそちらも読んでみてくださいね!

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました