こんにちは、Ponmigo(ポンミーゴ)です。
今回はボリビアの音楽・ダンスジャンルである、ティンク(Tinku)のおすすめ曲を紹介していきたいと思います。
ティンク(Tinku)について簡単に説明!
ティンク(Tinku)は毎年5月2日と3日にボリビアのポトシ(Potosí)県で行われる豊作祈願の儀式を指します。
また最近では、ティンクはカーニバルなどで踊られる「見せかけの喧嘩のダンス」のことについて言及している場合もあります。
おすすめ曲を10曲紹介!
ニャウパック・ワルミシータ(Nawpaq Warmisita)
はじめにおすすめするティンクの曲はチラ・ハトゥン(Chila Jatun)によって歌われている、ニャウパック・ワルミシータ(Nawpaq Warmisita)です。

音楽はリズミカルだし、衣装はとってもカラフルだね!
この曲は「あなたは私の心を踏みつけた」というニュアンスがある曲で、失恋がテーマだと思われます。歌詞のリピートが多いため、あまり歌詞の詳細が分かりませんが、、、。
この曲を演奏しているチラ・ハトゥンはボリビアのフォルクローレを演奏しているグループで、サライ(Salay)、サヤ・カポラル(Saya Caporal)やティンク(Tinku)などといったボリビアの伝統な音楽を演奏しています。
今回紹介した曲、ニャウパック・ワルミシータ(Nawpaq Warmisita)はチラ・ハトゥンの代表曲でもあり、ティンクのなかでもトップに躍り出るほど有名な曲だといえます。
ムヘール・デル・カンポ(Mujer Del Campo)
同じく、チラ・ハトゥンによって演奏されているムヘール・デル・カンポ(Mujer Del Campo)もおすすめです。
ムヘール・デル・カンポは「あなたがいなければ死んでしまう。あなたの横に居れると幸せ」と歌っています。なので、この曲はまさにラブソングだといえますね。
また、この曲は力強い声で歌われているのに、どこか包み込むような歌声です。歌詞のリピートも多いため、スペイン語練習にももってこいだと思います。
ウィツ・ビダ(Wist’u Vida)
次に紹介するおすすめなティンクの曲は、ウィツ・ビダ(Wist’u Vida)です。この曲はセミージャ(Semilla)というグループによって演奏されています。
この曲のおすすめポイントはやはりサンポーニャやケーナなどの伝統的な楽器が演奏に使われている点だといえます。このような楽器がアンデスの雰囲気を醸し出していますね。
また、この曲の歌詞はスペイン語と先住民族の言葉(おそらくケチュア語)の2言語が使われています。
ちなみに、セミージャ(Semilla)は1990年に誕生した音楽グループで、ボリビアの音楽を演奏しているグループです。
イミリタイ(Imillitay)
イミリタイ(Imillitay)はロス・カルカス(Los Kjarkas)によって演奏されている曲です。
この曲は「君は僕のことを愛していると言った。でもそれは真実じゃない」「君のことを忘れたいけど、忘れれない」というようなニュアンスの歌詞があります。なので、雰囲気的には浮気された人の気持ちを歌っているように聞こえます。
ですが、この曲も他のティンクの曲と同じように、スペイン語と先住民族の言語の歌詞があるので、スペイン語部分しかわからないのが、少し残念です^^;
また、ロス・カルカスはボリビアのフォルクローレを演奏しているグループで、先ほど紹介したチラ・ハトゥンを作った人たちでもあります。
ロス・カルカスはボリビアだけではなく、他のスペイン語圏の国々や世界中でも大活躍しています。なので、まさにボリビア音楽を世界に広めているグループだということもできます。

とても実力のあるグループのひとつなんだね!
ツナ・パピータ(T´una Papita)
同じくロス・カルカスの曲である、ツナ・パピータ(T´una Papita)もおすすめです。

音楽がいいのはもちろんだけど、演奏している人たちも楽しそうでいいね!
この曲は「死ぬまであなたのために生きる」ということを歌っています。なので、ツナ・パピータ(T´una Papita)は愛を歌っている曲だといえます。
パラ・ケ・ラ・ビダ(Para Que La Vida)
パラ・ケ・ラ・ビダ(Para Que La Vida)はジャヒタイマンタ(Llajtaymanta)というグループによって演奏されています。ちなみに、この曲名、「パラ・ケ・ラ・ビダ(Para Que La Vida)」にはスペイン語で「何のための人生?」というようなニュアンスがあります。

「明るいリズム」と「貫禄のある声」の相性が抜群だね!
この曲は「愛がなければ、幸福がなければ、何のための人生なの?」と歌っています。ロマンチックな曲なので、とてもおすすめです。
フラカソ・デ・アモール(Fracaso de Amor)
フラカソ・デ・アモール(Fracaso de Amor)はマルコ・アントニオ・モレーノ(Marco Antonio Moreno)によって演奏されている曲です。
この曲は他のティンクの曲に比べると少し落ち着いている雰囲気がある曲です。 また、他のティンクの曲に比べると有名ではないですが、おすすめな一曲です。
さらに、 マルコ・アントニオ・モレーノ(Marco Antonio Moreno)はペルー人歌手です。ティンクはボリビアの音楽であり、ティンクを歌う歌手や演奏するグループはボリビアの人であることが大半なので、珍しいですね。
チョレーロ(Cholero)
続いて紹介するチョレーロ(Cholero)はトゥパイ(Tupay)というグループにより演奏されています。
トゥパイ(Tupay)はボリビアのグループで、ボリビアのフォルクローレを演奏しているグループです。
また、このグループはティンク以外にもカポラル(Caporal)など他のボリビア音楽でも有名です。
ミエンテス(Mientes)
ミエンテス(Mientes)はボナンザ(Bonanza)によって演奏されています。
ちなみに、この曲名、 「ミエンテス(Mientes)」にはスペイン語で「あなたは嘘をつく」という意味があります。
この曲名からも察することができる通り、「嘘をつく人」に向けて歌っています。

「嘘をつく人」について歌っているにしては、明るい音楽だね^^;
まぁ、ラテン音楽はこんな感じで歌詞の内容と音楽の雰囲気が反対だったりするものも多いよね・・・。
クティムイ・ビビダ(Kutimuy Vidita)
最後におすすめするティンクの曲はテンポ(THEMPO)によって演奏されている、クティムイ・ビビダ(Kutimuy Vidita)です。
この曲の歌詞はスペイン語なのですが、私にはよく理解できませんでした^^;
ですが、リズムがとても好きなので、おすすめ曲として紹介させていただきました。
まとめ
全体的にティンクの曲は明るい曲が多いといえます。「どんどん」と足を踏み鳴らしながら、音楽と一緒に踊ってみるとさらに楽しめますよ!
また、「足を踏み鳴らす音楽」といえば、ティンクの他にも、カポラル(Caporal)が挙げられますよ。
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