アルゼンチン音楽「サンバ」の名曲を3曲紹介してみた!

サンバ(Zamba)

こんにちは、Ponmigo(ポンミーゴ)です。

今回はアルゼンチンの音楽である、サンバ(Zamba)の名曲を3曲紹介します!これらは主に、有名な曲や、影響力の大きかった曲です。

 

今回紹介する、サンバはブラジルのサンバとは異なります!

 

サンバについて紹介

サンバの名曲を紹介する前に、サンバとは何かということについて簡単に説明しますね!

 

サンバ(Zamba)とはアルゼンチンの北部に見られる、特徴的な音楽と踊りのジャンルで、これはアルゼンチンの民族舞踊として提唱されています。

ブラジルのサンバとは異なり、とても落ち着いた(落ち着きすぎた?)ラテン音楽です。ワルツのように、とてもゆっくり演奏され、その音楽はどこか西洋っぽさを感じさせます。

 

では、サンバの名曲についてみていきましょう!



おすすめ曲を3曲紹介!

サンバ・デ・フアン・パナデロ(Zamba de Juan Panadero)

最初に紹介する、アルゼンチンサンバの曲はサンバ・デ・フアン・パナデロ(Zamba de Juan Panadero)と言い、クチ・レギサモン(Cuchi Leguizamón)というアーティストにより演奏されています。

 

このアルゼンチンの曲のおすすめポイントは優しい雰囲気を醸し出す曲調です。また、語りかけるような歌い方をしていることからも、思わず聴き入ってしまう一曲だと言えます。

 

アーティストである、クチ・レギサモンはアルゼンチン人で、アルゼンチンのフォルクローレを演奏している人物です。

 

彼は、作曲家でもあり、ピアニストでもあり、さらに作家でもあり、弁護士でもあったそうです。

そんなにたくさんに才能があったなんてすごいね!

 

また、彼は800以上のサンバ音楽に関わったとされており、サンバ音楽の発展に欠かせない人であったこともわかります。

 

ちなみに、彼のあだ名である、クチ(Cuchi)はケチュア語で「」という意味があるそうです^^;

ケチュア語はペルー、ボリビアやチリなどで話される先住民族の言葉です。このアーティストはアルゼンチン出身なので、ケチュア語はアルゼンチンでも話されているのかもしれませんね!

 

サンバ・デ・ミ・エスペランサ(Zamba de Mi Esperanza)

次に紹介するアルゼンチンサンバの曲は、ロス・チャルチャレロス(Los Chalchaleros)によって演奏されている、サンバ・デ・ミ・エスペランサ(Zamba de Mi Esperanza)です。

ちなみに、曲名である「サンバ・デ・ミ・エスペランサ(Zamba de Mi Esperanza)」はスペイン語で「私の希望のサンバ」という意味があります。

 

 

この曲は低い声で歌われており、安定した歌声ですよね。ギターの演奏方法も音が大きくなったり、小さくなったりと少し独特で、独自のスタイルがあるように感じます。

 

ロス・チャルチャレロスは1948年から2002年まで活動していたグループで、フォルクローレをメインとして演奏していたようです。

そして、このグループは1950年から2005年までの間、さまざまな賞に入選していました。この事実からも、このグループがサンバ音楽に与えた影響は大きく、重要なものだったと考えることができますね!



サンバ・デ・バルガス(Zamba de Vargas)

最後に紹介する曲はサンバ・デ・バルガス(Zamba de Vargas)といい、先ほどと同じグループ、ロス・チャルチャレロス(Los Chalchaleros)によって演奏されています。

 

この曲は先ほどの曲よりも少し力強く歌われています。

実際に、この曲の歌詞では「大きな勇気をもって、彼らは戦うだろう(Con gran denuedo, van a pelear)」や「大きな力を込めて(Con gran pujanza)」など、力強さや勇敢さを表す表現があります。

 

少し余談とはなってしまいますが、チラ・ハトゥン(Chila Jatun)というグループが演奏している、フスティシア・パラ・ビビール(Justicia Para Vivir)という「生きる正義」について歌っている曲の歌詞と内容が少し似ている気がします。

ちなみに、この曲については以下の記事で紹介していますよ。

 

まとめ

いかがでしたか?

 

アルゼンチンのサンバは、とても落ち着いている曲が多いですよね。聴いていて、リラックスできる曲も多いのではないでしょうか?

 

「ラテン音楽」というイメージとはだいぶ離れていますが、それも良さのひとつですね!

 

 

他にも「落ち着いたラテン音楽」がありますので、興味のある方はこれらの記事もどうぞ。

 

コメント

  1. guantes より:

    10年以上前に購入したandres calamaroのel cantanteにzamba de mi esperamzaが収録されていて、そこで初めてこの曲を聴きました。そのアルバムは今でもお気に入りのアルバムなのでmi esperanzaはいまだによく聞いています。
    もっともそのmi esperanzaはpopurriと言うかfragmentoなので一部しか聞くことはできませんけど。
    全体を通して聴きたいときはyoutubeで聞いています。その場合はmaria dolores praderaのzamba de mi esperanzaばかり聞いています。彼女の解釈で聞くこの歌が気に入っています。それは私がアルゼンチンに行ったことがないから。

    タンゴはandres calamaroとroxana fontanを聞いて好きになりました。でも、好んで聞くのはミロンガの方です。

    • Pon Pon より:

      そうなんですね!
      Maria Dolores Praderaの曲も聴いてみましたが、とてもいい感じですね!

      今後ともPonmigoをよろしくお願いいたします。

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