アルゼンチンのサンバについて簡単に紹介!ブラジルのサンバとの違いとは?

サンバ(Zamba)
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こんにちは、Ponmigo(ポンミーゴ)です。

今回はアルゼンチンの音楽のひとつである、サンバ(Zamba)という音楽ジャンルについて紹介していきます。

 

「サンバ」という言葉を聞くと、ブラジルの有名なサンバについて思い浮かべるかもしれませんが、今回紹介するのは、ブラジルのサンバ(Samba)ではなく、アルゼンチンのサンバ(Zamba)です。アルファベット表記にすると、スペルも違いますよ!

 

では、アルゼンチンのサンバはどのようなものなのでしょうか?

 

サンバとは?

まずは「サンバとは何か」ということについて見ていきましょう!

 

アルゼンチン発祥のサンバは、アルゼンチンの北部に見られる、特徴的な音楽と踊りのジャンルです。これはアルゼンチンの民族舞踊として提唱されています。

また、サンバはアルゼンチンだけではなく、ボリビア南部でも踊られているジャンルです。

 

サンバの起源はペルーで、サマクエカ(Zamacueca)という音楽に由来しており、この音楽がアルゼンチンで知られるようになったのは1815年頃です。

 

サンバのリズム

次に、サンバのリズムについてです。アルゼンチンのサンバのリズムはブラジルのものと同じなのでしょうか?

 

このアルゼンチンの音楽ジャンルはペルーのサマクエカから派生したと考えられているもので、その影響もあり、6/8拍子3/4拍子、またはその両方の組み合わせで演奏されます。

これは、ブラジルのサンバと違うリズムなので、音楽の雰囲気もだいぶ違いますよ!



サンバの踊り方

また、リズムと同様に、踊り方もブラジルのものとはだいぶ異なります。

 

アルゼンチンのサンバはカップルで踊るダンスで、さまざまなジェスチャーやミミックが行われます。

サンバの踊りのなかで、男性はハンカチを持ち、女性にアッタクする様子を表現しています。また、女性は最後まで男性のアタックを避けるというもので、アルゼンチンのダンスの中で最も情熱的なダンスの一つであるといえます。

 

さらに、踊り方としては、しっかりと向かい合い、右手にハンカチを持ち、男性は左手を下ろし、女性は左手を腰に当てたり、スカートを押さえたりしながら、ゆっくりめな音楽に合わせて踊ります。

 

音楽の雰囲気はワルツと似ている部分もありますよね。

 

サンバでは、基本的に白いハンカチを持って踊ることからも、ペルーのマリネラと似ている雰囲気がある気がします。

実際に、マリネラはサンバと同様に、サマクエカという音楽から生まれたという説もあるので、似ているのは偶然ではないと思われます。

 

アルゼンチンとブラジルのサンバを比較

ここまで読んでくださった皆さんはもう答えはわかっていると思いますが、アルゼンチンのサンバとブラジルのサンバはどう違うのでしょうか?

 

答えとしては、全てが違います。

発祥地、起源、音楽の雰囲気、リズムや踊り方まで、すべて異なっています。唯一の共通点は日本語表記した時の名前が一緒ということしか挙げられません。アルファベット表記で書いても、違うので、本当に「たまたま名前が似た」ということになります。

 

まとめ

アルゼンチン発祥のサンバは、アルゼンチンの北部に見られる、特徴的な音楽と踊りのジャンルです。

この音楽はブラジルのサンバとは異なる音楽ジャンルです。

 

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