こんにちは、Ponmigo(ポンミーゴ)です。
このブログでは、ラテン音楽とラテンダンスについて紹介しています。
「トナーダ」って何?
南米の音楽ジャンルについて知りたい!
「トナーダ」はどこの国の音楽なの?
今回は、以上のような、トナーダ(Tonada)というラテン音楽ジャンルに関する質問にお答えします。
この記事を参考にすれば、南米各国で聞かれている「トナーダ」について知ることができますし、どんな音楽なのか丸わかりです!
トナーダとはどんな音楽ジャンル?
まず、トナーダとはどんな音楽なのかみていきましょう。
トナーダ(Tonada)はスペイン北部のカンタブリア(Cantabria)とアストゥリアス(Asturias)で発祥したと考えられている音楽ジャンルで、踊らない音楽でもあります。
その代わりに、歌詞が重視されています。
トナーダは南米の国々に根付き、発展した!?
実は、トナーダは音楽ジャンルのなかでも少し定義しにくい音楽です。
というのも、トナーダはエクアドルやアルゼンチンを始めとする、南米の国々に根付き、発展してきました。
そのため、各国でさまざまな特徴があり、一概にどんな音楽なのかということは説明できません。
トナーダはスペイン発祥の音楽だけど、南米の音楽と言ってもあながち間違ってないってことだよね?
それぞれの国でどのような特徴があるのかということについては、以下の記事でまとめましたので、こちらを参照ください。
楽器伴奏は主にギター!
トナーダは6/8拍子で演奏されます。
また、楽器伴奏は主にギターに任されており、2人以上で歌う場合、伴奏は一般的に2本のギターとハープが担当します。
ちなみに、1940年代まで、演奏は主に女性によるものでしたが、その後、男性によっても歌われたり、演奏されたりするようになりました。
歌詞の内容は「農業」!?
トナーダは何世代にもわたって歌われ、ファンダンゴ(Fandango)、ソレア(Soleá)やブレリアス(Bulerías)などといった他の歌唱形式とともに家族の伝統として受け継がれてきました。
ちなみに、ソレアとブレリアスはスペインの代表的な踊り「フラメンコ」の種類の名前です。
また、トナーダの歌詞では、農業について歌われていることが多いです。
ですが、これは各国のスタイルによって異なってくるので、全てのトナーダで歌われているわけではありません。
まとめ
今回はトナーダという音楽ジャンルについて紹介しました。
トナーダはスペイン発祥の音楽のひとつで、今では南米の各国で独自の発展を遂げている音楽ジャンルです。
この音楽は南米の現地人によってよく聞かれている音楽のでもあります。
ギターを中心として6/8拍子で演奏されるこの音楽はどこかワルツらしさを感じさせますね。
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