メキシコの音楽、ランチェラの発展に携わったアーティストたちを紹介!

Ranchera ランチェラ(Ranchera)
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こんにちは、Ponmigo(ポンミーゴ)です。

今回はランチェラ(Ranchera)音楽の発展に携わったとされる、有名ランチェラアーティストについて紹介していきます!

 

ランチェラについて

ランチェラに関連しているアーティストを紹介する前に、ランチェラについて少し紹介しますね!

 

ランチェラ(Ranchera)とはメキシコの地方で生まれた音楽で、農民により作られた音楽だといえます。

また、ランチェラはメキシコの代表的な音楽だとも言え、メキシコ人にとってとても大切な音楽でもあります。

 

ランチェラの発展に携わったアーティストたち

このメキシコのジャンルの発展には、多くのアーティストが貢献しているといえます。

なかには「ランチェラの王様」や「ランチェラの女王」と呼ばれる人物などもおり、ランチェラ音楽の発展を手助けしたり、より有名にした存在であるといえます。

 

今回の記事では5人のランチェラアーティストを紹介します。

では、それぞれのアーティストについてみていきましょう!



ビセンテ・フェルナンデス(Vicente Fernández)

まずはじめに紹介するランチェラアーティストは世界で最も有名なランチェラ歌手であるといえます。

彼は「ランチェラの王様(El Rey De Las Rancheras)」という別名を持ち、本名はビセンテ・フェルナンデス(Vicente Fernández)といいます。

 

彼はメキシコ人アーティストで、何百万枚ものレコードを売り上げ、メキシコのシンボル的な存在となりました。

 

彼が演奏した曲は絶大な人気を博し、名曲「シエリート・リンド(Cielito Lindo)」をはじめ、いくつかの曲は国内だけでなく、海外でも知られています。

ちなみに、曲名の「シエリート・リンド(Cielito Lindo)」にはスペイン語で「かわいい赤ちゃん」というようなニュアンスがあります。

 

 

また、彼が歌っているランチェラの曲はたくさんありますが、そのなかでも「ムヘレス・ディビナス(Mujeres Divinas)」はファンの賞賛を浴び、ファンの記憶に強く残る曲のひとつであると言えます。

この曲名はスペイン語で「神聖な女性たち」というニュアンスがあります。

 

私はさっきのシエリート・リンド(Cielito Lindo)よりも、ムヘレス・ディビナス(Mujeres Divinas)の方が好きだな。
声がいいからなのか、雰囲気がいいからなのか、それとも動画の画質がいいからなのか・・・^^;

 

アレハンドロ・フェルナンデス(Alejandro Fernandéz)

次に紹介するランチェラのアーティストはアレハンドロ・フェルナンデス(Alejandro Fernandéz)です。

彼は先ほど紹介した、ビセンテ・フェルナンデス(Vicente Fernández)の息子であり、現在も大活躍しているアーティストです。

 

彼はランチェラの曲を中心に演奏していますが、一部ポップ音楽も演奏しています。

アレハンドロはランチェラの代表格とも言える人で、代表作には「シ・トゥ・ノ・ブエルベス(Si tú no vuelves)」があります。

 

 

この曲はランチェラ音楽ですが、バラードっぽい雰囲気もありますよね。もしかしたら、この曲にはバラードの影響もあるかもしれませんね。

 

ロラ・ベルトラン(Lola Beltrán)

ロラ・ベルトラン(Lola Beltrán)は「ランチェラの女王」という別名を持つ人物で、この音楽ジャンルでの数々の成功が評価されています。

彼女はメキシコ人アーティストであり、また女優としても活躍していました。

 

ロラはインドネシア、ロシア、オランダやフランスなどなど、スペイン語が通じない国々にランチェラ音楽を持ち込み、ランチェラを浸透させたアーティストだと言えます。そのため、彼女のおかげでランチェラが海外に広がったと言っても過言ではありません。

 

そんなロラの代表曲は「ノ・ボルベレ(No volveré)」です。この曲名は「私はもう戻らない」という意味があります。

この曲はメキシコ人にとってはもちろん、他の国々の人にとっても名曲です。そして、この曲は愛の痛みについて語る時によく演奏されます。

 

女性だけど、とても力強い声が特徴的だね!

 

ペドロ・インファンテ(Pedro Infante)

次に紹介するランチェラアーティストはペドロ・インファンテ(Pedro Infante)です。彼はメキシコ人アーティストでもあり、メキシコで最も有名な俳優のひとりとしても知られていました。

 

彼は映画でランチェラ音楽を演奏したり、歌ったりすることにより、ランチェラをより広め、影響を与えたと言えます。

そのひとつとして「アモールシート・コラソン(Amorcito corazón)」という曲が挙げられます。この曲名は「愛しいあなた」という意味があり、その曲名通り、愛について語っているといえます。

 

 

優しくて、包み込むような声が特徴的ですね。リラックスしたい時などにも最適な一曲だといえます。

 

ロシオ・ドゥルカル(Rocío Durcal)

最後に紹介するランチェラに貢献したアーティストはロシオ・ドゥルカル(Rocío Durcal)です。

 

彼女はスペイン人のアーティスト、兼女優です。ロシオはスペイン人でありながらも、メキシコの音楽ジャンルであるランチェラを誰よりも歌いこなしたことで知られています。

彼女はメキシコの人々から絶大な人気を得て、ランチェラ音楽に影響を与えた人物だと言えます。

 

実は彼女はランチェラ以外にも、ボレロ(Bolero)フラメンコ(Flamenco)タンゴ(Tango)など幅広いジャンルの音楽を歌っていました。

 

そんな彼女の代表曲は「ジャ・テ・オルビデ(Ya te olvidé)」です。この曲名はスペイン語で「私はもうあなたのことを忘れた」という意味があります。

 

 

まとめ

ランチェラ音楽が有名になった背景にはたくさんのアーティストの影響があります。

 

今回紹介したアーティストは全員、上手にランチェラを歌うことはもちろん、海外にランチェラを広めたりしているといえますね。

このようなアーティストたちのおかげでランチェラが世界で知られるようになったと思うと、素晴らしい貢献ですよね!

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