絶対にハマるクンビアの名曲を10曲紹介してみた!! [ペルー編] 

クンビア(Cumbia)

こんにちは、Ponmigo(ポンミーゴ)です。

このブログでは、ラテン音楽とラテンダンスについて紹介しています。

 

「クンビア」ってどんな音楽ジャンル?

クンビアのおすすめ曲が知りたい!

ペルーで聴かれているクンビアに興味がある!

クンビア(Cumbia)はラテンアメリカでよく聞かれている音楽の一種であり、とても明るいリズムが魅力的です。今回の記事ではペルーのクンビア(Cumbia Peruana)に焦点を当て、ペルーで愛され続けている名曲を紹介していきます。

クンビア・ペルアナは、その明るくリズミカルな音楽と、ロマンチックで情熱的な歌詞で知られており、ラテン音楽愛好者にとって欠かせないジャンルですよ。

 

クンビア・ペルアナとは?

まず、クンビア・ペルアナについて簡単に紹介しますね。

クンビア・ペルアナ(Cumbia Peruana)は、ペルーで演奏されているクンビアのスタイルの一種で、このスタイルは、1960年代にペルーの中央アンデス、アマゾン地域、リマで発展しました。

また、クンビア・ペルアナは、ペルーのワイニョ(Huayño)、コロンビアのクンビア、サイケデリック・ロック(Rock Psicodélico)、さらにはキューバの音楽が融合したものです。この独自のスタイルは、ペルーの文化と歴史を反映しているともいえます。

詳しくはこちらの記事を参考にしてみてくださいね。

 

クンビア・ペルアナのおすすめ曲を10曲紹介!

それでは、ペルーのクンビア・ペルアナの中から、特におすすめの名曲を10曲紹介していきますね。ぜひ、聴いてみてください!

 

カリニート

まず最初に紹介するのは、ペルーのクンビア・ペルアナを代表する名曲「カリニート(Cariñito)」です。これはバレト(Bareto)により歌われています。

この曲は、一度でもクンビアを聴いたことがある方なら、おそらく聴いたことがあるのではないでしょうか?

この曲は明るく軽快なリズムと、ロマンチックな歌詞が特徴です。また、曲名の「カリニート(Cariñito)」はスペイン語で「愛する人」というようなニュアンスがあり、その名の通り、愛情を歌った温かい曲です。
ちなみに、バレト(Bareto)はペルーの音楽グループで、このグループはクンビア・ペルアナに特化して演奏しています。今回紹介した曲以外にもたくさんの名曲がありますよ。

 

アモール・プロイビド

次におすすめするクンビア・ペルアナの曲はアモール・プロイビド(Amor Prohibido)です。この曲名「アモール・プロイビド(Amor Prohibido)」にはスペイン語で「禁じられた愛」という意味があり、禁断の愛をテーマにした歌詞が心に残ります。

 

この曲はロッシー・ワー(Rossy War)という女性歌手によって歌われています。彼女はそのドスの効いた声で有名で、クンビア・ペルアナの中でも一際個性的な歌手です。
そして、この力強い歌声が、この曲に一層深みを与えています。クンビアでこのような歌い方をする歌手はあまりいないため、とても魅力的な歌手だと言えますよね。



メ・エナモレ・デ・ティ・イ・ケ

次に紹介するメ・エナモレ・デ・ティ・イ・ケ(Me Enamoré De Ti, Y Que) はグルーポ・シンコ(Grupo 5)というグループによって歌われています。これはグルーポ・シンコの大ヒット曲で、ペルーのクンビアの中でも特に有名な曲です。

歌詞に何度も繰り返し登場する「メ・エナモレ・デ・ティ・イ・ケ」というフレーズは、思わず一緒に口ずさみたくなってしまいます。

グルーポ・シンコはペルーで最も聴かれているクンビア・ペルアナのグループで、彼らの曲はどれもリズム感が抜群です。ちなみに、私はこのグループの大ファンで「絶対にライブコンサートに行きたい!」と考えています。また、グルーポ・シンコについてはこちらの記事でも紹介していますよ。

グルーポ・シンコの曲はこちら

ヌメロ・エキボカド

先ほどの紹介した、グルーポ・シンコで有名な曲はまだまだあります。その一例としてヌメロ・エキボカド(Numero Equivocado)があげられます。

 

ちなみに、ヌメロ・エキボカド(Numero Equivocado)とは「間違った(携帯)番号」という意味があります。

アマメ・スアべシート

次におすすめするクンビア・ペルアナの曲はグリダ(Glida)により歌われているアマメ・スアべシート(Ámame Suavecito)です。これは優しい歌声で知られるグリダの名曲です。

 

この曲では 「ナディエ・マス・ケ・トゥ・ナディエ(Nadie más que tú, nadie)」という言葉が何度も繰り返されています。これは「あなた以外は誰も」という意味があり、「あなたは特別な存在なんだ」というようなニュアンスがあります。

また、グリダの歌声は非常に包み込むような優しさがあり、聴いていると心が落ち着くような感覚に包まれますよね。

ちなみに、グリダ(Glida)というのはあだ名のようなもので、本名はミリアム・アレハンドラ・ビアンチ(Miriam Alejandra Bianchi)といいます。彼女は実はペルー人ではなく、アルゼンチン人歌手です。彼女は1996年に34歳という若さで亡くなってしまいましたが、今でもグリダの曲はたくさんに人たちによって聴かれています。

 

ノ・メ・アレピエント・デ エステ・アモール

次に紹介するのは同じくグリダによって歌われているノ・メ・アレピエント・デ エステ・アモール(No Me Arrepiento de Este Amor)です。この曲は、YouTubeでもたくさん再生されている、大ヒット曲です。

 

グリダの優しい歌声と、後悔のない恋愛をテーマにした歌詞が魅力的です。この曲を聴くと、彼女の他の曲も聴きたくなること間違いなしです。



エスタ・ノチェ

エスタ・ノチェ(Esta noche)はオーケスタ・カンデラ(Orquesta Candela)によって歌われている、名曲です。

この曲の詞は「今日はあなたのために泣く」といった切なくて、悲しい内容ですが、音楽はとても明るくリズミカルなため、そのギャップがまた魅力的です。

ちなみに、以前、以下の記事で紹介したグルーポ・エキストラ(Grupo Extra)がこの曲のバチャータバージョンを演奏しています。

ぜひクンビア・ペルアナとバチャータの違いを聴き比べてみてくださいね。

 

ア・ジョラール・ア・オトラ・パルテ

次に紹介するア・ジョラール・ア・オトラ・パルテ(A Llorar a Otra Parte)はチリ出身のアメリコ(Americo)が歌うクンビア・ペルアナの名曲です。

アメリコはコロンビア人(クンビアの発祥地出身)ではないのにも関わらず、「クンビアの王様」とも呼ばれており、ペルーのクンビアにも数多くの名曲を提供しています。

この曲もそのひとつで、切ない歌詞とアメリコの個性的な歌声が相まって、心に残ります。今回紹介したア・ジョラール・ア・オトラ・パルテ以外にもたくさん良い曲があるので、ぜひアメリコのクンビアを聴いてみてくださいね。

 

テ・アレペンティラス

テ・アレペンティラス(Te Arrepentiras)はアダ・ラ・ヌエバ・パシオン(Ada La Nueva Pasión)という歌手によって歌われている曲で、2000年代初頭にペルーで大流行した曲です。

この曲はゆっくりとしたテンポで歌われており、歌詞が聞き取りやすいので、スペイン語の勉強にもぴったりです。また、この曲は、クンビア・ペルアナのクラシックなスタイルを感じさせてくれる一曲です。

ちなみに、アダ・ラ・ヌエバ・パシオン(Ada La Nueva Pasión)というのはアーティスト名であり、本名はアナ・チュラ(Ana Chura)と言います。彼女もまた、ペルーのクンビアに特化して歌っている歌手です。

アダ・ラ・ヌエバ・パシオンの曲はこちら

レホス・デ・ティ

最後におすすめするクンビア・ペルアナの曲はアマヤ・エルマノス(Amaya Hermanos)によって歌われている、レホス・デ・ティ(Lejos de Ti)です。この曲はおそらくクンビア・ペルアナのなかで一番有名で、「クンビア・ペルアナの名曲」という言葉がふさわしい曲です。

 

この曲は「あなたがいなくては生きていけない」という感情を歌ったロマンチックな一曲です。

また、アマヤ・エルマノスは男女混合のグループで、クンビア・ペルアナをたくさん歌っているグループです。このグループもこの記事で紹介した他のアーティストと同様にクンビアファンに親しまれています。

ちなみに、この曲もグルーポ・エキスラ(Grupo Extra)によって歌われている、バチャータバーションがあります。ぜひ、聴き比べてみてくださいね。

 

まとめ

「クンビア・ペルアナ」と呼ばれるペルーのクンビアは、情熱的でロマンチックな歌詞と、明るくリズミカルな音楽が特徴であり、ラテン音楽ファンにとって欠かせない存在です。クンビア・ペルアナは他のクンビアのスタイルと比べても比較的ノリノリで楽しい雰囲気があります。

ペルーのクンビアには、今回紹介した曲以外にも素晴らしい曲がたくさんありますので、ぜひチェックしてみてください。また、コロンビアのクンビア(通称「クンビア・コロンビアーナ」)のおすすめ曲を知りたい方はこちらの記事も読んでみてくださいね。

 

以上、今回はクンビア・ペルアナのおすすめ曲を10曲紹介しました。

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