こんにちは、Ponmigo(ポンミーゴ)です。
今回はキューバ音楽「マンボ(Mambo)」の名曲を5曲紹介します。
「マンボ」ってどんな音楽?
「マンボ」の名曲やおすすめ曲について知りたい!
有名なラテン音楽・ラテンダンスに興味がある!
マンボはサルサほどではありませんが、日本でも馴染みのあるラテン音楽だと思いますし、ラテン音楽を象徴する音楽ジャンルのひとつだと言えます。
そこで今回はマンボの名曲を厳選5曲、紹介します。
マンボとは?簡単に説明
マンボの名曲について紹介する前に、マンボはどんな音楽なのかということについて簡単に紹介しますね。
マンボ(Mambo)とは1940年にキューバで生まれた、音楽とダンスのジャンルです。この音楽は、アフリカの音楽、ジャズやラテンアメリカの様々な音楽リズムの特徴を併せ持つと言われています。実際にマンボの音楽を聴いてみると、それぞれの要素がところどころ感じられますよ!
また、このキューバ音楽は社交ダンス界やラテン音楽好きの間でとても人気があるジャンルでもあります。ノリノリで踊りやすいこのリズムはラテン音楽やダンスが好きであれば、絶対にハマってしまうはずです!
マンボについてより詳しく知りたい方は以下の記事も読んでみてくださいね!
マンボの名曲を5曲紹介!
では、名曲を順番に紹介していきますね。
マンボ・No. 5 (Mambo No. 5)
最初に紹介するマンボの名曲はマンボ・No. 5 (Mambo No. 5)で、ペレス・プラド(Perez Prado)により演奏されています。
この曲はとても有名で、まさに「マンボの名曲」という感じです。マンボといえば、「アー、ウッ!」という掛け声を思い浮かべる方もいるかと思いますが、このマンボ・No. 5こそがその曲です。
この曲は、マンボのなかでもトップレベルに有名ということもオススメポイントのひとつですが、私的には、この曲の「ラテン音楽っぽさ」と何度もリピートされるリズムもとてもおすすめです。また、厳密にいうと違うのですが、サルサの基本ステップでも踊れそうなのが、簡単にリズムにノレるような気がして、個人的には好きです。
さらに、この曲には歌がほぼないので、マンボの演奏(楽器のみ)だけを聴きたいという方にもピッタリですよね。
ちなみに、この曲を演奏しているペレス・プラドは「マンボの王様(El rey del mambo)」という別名でも呼ばれており、マンボで最も秀でたミュージシャンだとされる三人のうちの一人です。
マンボ・ゴソン(Mambo Gozón)
次に紹介する名曲はティト・プエンテ(Tito Puente)により演奏されている、マンボ・ゴソン(Mambo Gozón)です。
これも明るく、ノリノリなリズムが特徴的なマンボです。今にも踊り出したくなってしまうこのリズムは、ダンス好きの私からすると一番好きでおすすめなマンボです。
この曲では何度も「ア・ゴザール(A gozar)」と歌っていますが、これはスペイン語で「楽しもう」というようなニュアンスがあるため、曲の雰囲気ともマッチしていますよね!
ちなみに、この曲を演奏しているティト・プエンテも先ほどのミュージシャンと同様に、マンボで最も優れた演奏者の一人とされています。彼はアメリカ人(正確には、プエルトリコ人移民の息子)のパーカッショニストで、マンボはもちろん、サルサ(Salsa)でも大活躍していた人物ですよ。
エル・グアルディア・コン・エル・トレテ(El Guardia Con El Tolete)
次に紹介する名曲はマチート(Machito)によって歌われている、エル・グアルディア・コン・エル・トレテ(El Guardia Con El Tolete)です。
これもキューバ音楽の魅力を存分に感じさせる名曲です。この曲は、リズミカルなビートと活気に満ちたホーンが特徴的で、明るく踊りやすそうな曲調ですが、先ほど紹介した二曲と比べると、少し落ち着いた雰囲気もありますよね。
また、歌詞は、警官とその権力をテーマにしており、社会的なメッセージを含んでいます。さらに、力強いボーカルと、バックバンドの演奏が絶妙に組み合わさり、聴く人に強い印象を与えていると言えます。
ちなみに、歌手のマチート(本名はフランシスコ・ラウル・ギテレス・グリジョ(Francisco Raúl Gutiérrez Grillo))はキューバ人の歌手で、マンボの他にも、サルサ(Salsa)、チャチャチャ(ChaChaCha)、ワラチャ(Guaracha)やソン・モントゥーノ(Son Montuno)など様々なジャンルで活躍していたそうです。
ササウマ(Sasauma)
次に紹介するマンボの名曲はササウマ(Sasauma)といい、これはベボ・バルデス(Bebo Valdes)により演奏されています。
この曲もキューバ音楽の魅力を存分に感じさせる素晴らしい曲だと言えます。これはマンボの曲ですが、ジャズとラテン音楽の要素が強く反映されているのがわかりますよね。
また、この曲を演奏している、ベボ・バルデスはキューバ音楽の黄金時代の中心人物のひとりでした。彼は有名なピアニストであり、作曲家でもありました。彼はマンボ以外にボレロ(Bolero)も演奏していたそうです。
ちなみに、彼のボレロの曲は以下の記事で紹介していますので、合わせてみて見てくださいね。
フランシスコ・グアヤバル(Francisco Guayabal)
最初に紹介するマンボの名曲はフランシスコ・グアヤバル(Francisco Guayabal)といい、マンボ・スターズ(Mambo Stars)によって演奏されました。
この曲のリズムはチャチャチャのリズムと非常に似ていますよね。実際に、マンボこそがチャチャチャの原型なので、この曲はまさに、マンボがチャチャチャの原型だということを裏付けしているようですよね。
また、これはとても踊りやすそうな曲なので、マンボのダンスを練習する際はこの曲に合わせて踊ってみると、踊りやすそうですね!
まとめ
マンボ(Mambo)はキューバで生まれた、音楽とダンスのジャンルで、さまざまな音楽要素が融合してできた、ノリノリで踊りやすい音楽です。また、サルサやチャチャチャなど他のキューバ音楽とも似た雰囲気があるということも大きな特徴のひとつです。
マンボの曲はどれもとてもリズミカルで、明るく、ノリやすいためとてもおすすめです。比較的簡単なステップでもダンスを楽しめますし、聴いているだけでも楽しい気分になれますよ!
以上、今回はキューバ音楽「マンボ」の名曲を5曲紹介しました。
コメント