こんにちは、Ponmigo(ポンミーゴ)です。
今回は「サルサ(Salsa)」という名前がつき、かつコロンビアの音楽である、サルサ・カレーニャ(Salsa Caleña)とサルサ・チョーク(Salsa Choke)の違いを簡潔に紹介します!
「サルサ・カレーニャ」と「サルサ・チョーク」はどちらもコロンビアのサルサなので、混同してしまうことがあるかもしれませんが、違いがわかると全然違う音楽だということがわかってくるので、とても面白いですよ^^
では、サルサ・カレーニャとサルサ・チョークについてそれぞれ見ていきましょう!
サルサ・カレーニャはサルサのサブスタイルの一種
まずサルサ・カレーニャについて説明しますね!
サルサ・カレーニャ(Salsa Caleña)はサルサ・コロンビアーナ(Salsa Colombiana)とも呼ばれ、名前からも想定できるように、このジャンルはコロンビア発祥のものです。
このサルサは、サルサのサブスタイルのひとつで、アクロバットの要素を取り込んだ踊りのことを指します。
これは間違いなく踊るのが最も難しいサルサで、通常のサルサよりも高度な技術が必要です。
サルサ・チョークはサルサとレゲトンの融合!
では次に、サルサ・チョークについてみていきましょう!
サルサ・カレーニャはサルサのサブスタイルのひとつでしたが、サルサ・チョークはどちらかというと、サルサ(Salsa)と レゲトン(Reggaeton)の融合でできた、サルサに起源を持つ、コロンビア発祥の別ジャンルだと考えられています。
ちなみに、サルサ・チョークの音楽やダンスは本来のサルサから音楽の面でも、ダンスの面でもかけ離れており、「本当にサルサと呼んでいいのだろうか」という議論もあるそうです。
サルサの音楽比較
次に、サルサ・カレーニャとサルサ・チョークの音楽の違いについて比較してみましょう!
サルサ・カレーニャ
まずは、サルサ・カレーニャです。
サルサ・カレーニャの曲として一番初めに思い浮かぶ曲はこの曲ではないでしょうか?
セリア・クルス(Celia Cruz)によって歌われている、パ・ラ・パロマ(Pa’ La Paloma)はテンポが速く楽しい曲ですし、歌詞が頭に残りますよね!
ちなみにこの歌手である、セリア・クルスはサルサの女王とも言われている人物で、彼女のサルサの曲はとても有名ですよ。もちろん、サルサ・カレーニャだけではなく、普通のサルサも歌っています。
この曲は楽しんで踊れる曲ですので、とてもおすすめです。
ひとつ難点があるとすれば、再生ボタンを押したらすぐに曲に入る(1秒の間もない)ので、再生ボタンを押してから、踊る体制になるまでの準備時間がないというところですかね^^;
ですが、そんなことも気にならないぐらいクセになる音楽なので、ぜひ聞いてみてくださいね!
サルサ・チョーク
一方、サルサ・チョークの曲のなかで、最も聴かれているだろうと思われるのはカリ・フロー・ラティーノ(Cali Flow Latino)により歌われている、パグアン・パグアン(Paguan Paguan)です。
実際に、この曲はTikTokやインスタグラムなどで、踊られているのをよく見かけます。動画の中でも踊っている様子が見られますし、音楽の雰囲気もとてもわかりやすい曲ですよ。
サルサのダンス動画比較
では次に、それぞれの踊り方を比較してみましょう!
サルサ・カレーニャ
まずは、サルサ・カレーニャです。
この動画では、サルサ・カレーニャの踊り方を確認することが出来ます。先ほども説明したように、アクロバットの要素があることがわかりますね!
さらに、テンポ感は全然違うものの、音楽や踊り方にはサルサの雰囲気が残っている感じですよね。
サルサ・チョーク
続いて、サルサ・チョークです。
サルサ・チョークのダンスでは、左右の動きを大切にしています。
一般的に、サルサを含むラテンダンスはペアダンスとして踊られますが、サルサ・チョークはグループになり踊ります。その際、代表者をひとり決め、その人の踊り方を真似することが多いです。
このジャンルは、「サルサ」と一般的に言われている音楽と、雰囲気も踊り方も違います。また、腕の動きも大きく特徴的ですよね!
これはあくまでも私の推測ですが、サルサ・チョークはダンス大会などで踊られる競技用ダンスというよりかは、庶民のダンスとして定着しているような気がします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
一言で、コロンビアのサルサと言っても、サルサ・カレーニャとサルサ・チョークの2種類があり、それぞれが異なる音楽ジャンルだということを理解していただけましたでしょうか?
個人的にはサルサ・カレーニャの音楽や踊り方の方が好きですが、サルサ・チョークも踊ってみるととても楽しいですよ!
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