こんにちは、Ponmigo(ポンミーゴ)です。
今回はプエルトリコ発祥の音楽である、「プレナ(Plena)」のおすすめ曲を3曲紹介していきます。
プレナについて簡潔に紹介!
プレナのおすすめ曲を紹介する前に、プレナとはどんな音楽なのかということについて簡単に紹介しますね。
プレナ(Plena)とは、1875年頃にプエルトリコのポンセ周辺で生まれた、音楽です。
これはプエルトリコで人気のある音楽ジャンルのひとつで、プレナは西アフリカ、キューバやスペインなどさまざまな音楽的伝統からの影響を受けている音楽でもあります。
また、プレナは、しばしば重要な時事問題を扱っているため、「ペリオディコ・カンタード(Períodico Cantado)(= 歌われる新聞)」と呼ばれることもあるそうです。
ではプレナのおすすめ曲を見ていきましょう!
おすすめ曲を3曲紹介!
ポプリ(Popurrí)
最初におすすめするプレナの曲はポプリ(Popurrí)といい、キティプラ(Quitiplá)というアルゼンチンのグループにより演奏されています。
また、曲名である「ポプリ(Popurrí)」はスペイン語の口語で「混合したもの」や「複雑なもの」というようなニュアンスがあります。
この曲は1:58あたりから、サンバのようにとても明るい曲調に変わり、4:12あたりからは落ち着いた雰囲気へと変化し、4:27あたりからもう一度曲調がサンバ風に変わり、とてもユニークな音楽になっています。このサンバ風の曲調はプレナがアフリカ音楽の影響を受けているということの裏付けのようですよね。
いずれにせよ、一曲でいろいろなリズムが楽しめるので、とてもおすすめなプレナ曲です。
また、曲全体と通してハモっているような歌い方もとても癒されますね!
ちなみに、この動画では、プレナ音楽の象徴的楽器のひとつである、パンデレタ(Pandereta)と呼ばれるタンバリンが演奏に使われているのが確認できますね!
この楽器はタンバリンと比べると全体的にサイズが大きいですし、大きさのバリエーションも豊富ですね。
ソイ・プレネロ・ソイ(Soy Plenero Soy)
次におすすめするプレナの曲はソイ・プレネロ・ソイ(Soy Plenero Soy)といいます。
この曲名はスペイン語で「私はプレネロだ」という意味があります。「プレネロ」というのは、「プレナが好きな男性」「プレナを踊る男性」や「プレナを演奏する男性」というようなニュアンスがあります。
曲のなかでも、「ソイ・プレネロ・ソイ」と歌っているので、男性の皆さんは一緒にその部分を歌うだけでも、楽しめそうですよね!
ちなみに、女性の方は「ソイ・プレネラ・ソイ」と女性バージョンに歌詞を変形して歌ってみてもいいかもですね。
この演奏動画のおすすめポイントは、動画や曲自体が洗練されていないことです。(もちろん、いい意味です。)
個人的には、プレナがストリートミュージックとして演奏されている様子、また、ミュージックビデオ化されておらず、演奏そのものの動画が見れることが、「プレナ音楽」の雰囲気をよりよく理解できる気がします。
また、ソイ・プレネロ・ソイ(Soy Plenero Soy)の2つ目のおすすめポイントは、シンプルに歌と演奏が上手なことです。
動画を見る限り、現地の人たちが集まって演奏しているようですが、プロと同様に上手ですよね!
プレナ・プエルトリケーニャ(Plena Puertorriqueña)
3曲目としておすすめするプレナ曲は残念なことに、曲名がわかりません。
ですが、YouTube動画のタイトルは「プレナ・プエルトリケーニャ(Plena Puertorriqueña)(= プエルトリコのプレナ)」となっているので、そのように呼ぶことにします。
この曲のおすすめポイントは2曲目とほぼ同じ理由だと言えます。
曲名も、グループ名もわからない状態ですが、音楽はとても明るいですし、ノリノリですし、何しろ上手ですよね!
また、5人の男性が、全員揃った足の動きをしていることからも統一感があり完成度がとても高いですよね。
まとめ
いかがでしたか?
今回は明るいアフリカ系プエルトリコ音楽である、「プレナ」のおすすめ曲を3曲紹介しました。
個人的にアフリカ系のラテン音楽がとても好きなので(もちろん、プレナも含めて)、ぜひみなさんにも聴いていただきたいですし、おすすめですよ。
プレナの他にも、クンビア(Cumbia)、マパレ(Mapalé)、フェステホ(Festejo)など、いろいろなアフリカ系ラテン音楽がありますので、聞いてみてくださいね。
ちなみに、イチオシはマパレです!
コメント