こんにちは、Ponmigo(ポンミーゴ)です。
このブログでは、ラテン音楽とラテンダンスについて紹介しています。
「チャチャチャ」ってどんな音楽?
チャチャチャのおすすめ曲が知りたい!
有名な社交ダンスに興味がある!
今回は、チャチャチャのおすすめ曲を5曲紹介します。
この記事を読むことで、有名社交ダンスのチャチャチャにはどのような曲があるのか、そしてどれがおすすめなのかを知ることができます。また、社交ダンスにぴったりなチャチャチャの曲を見つけることができるかもしれませんね。
チャチャチャはキューバ発祥の音楽&ダンスジャンル!
おすすめ曲を紹介する前に、チャチャチャとはどんな音楽、そしてどんなダンスジャンルなのかを紹介しますね。
チャチャチャ(Cha Cha Cha)はキューバ発祥の音楽で、これは社交ダンス界隈でとても人気のある魅力的な音楽です。これはキューバのバイオリン奏者「エンリケ・ホリン」により作られた音楽で、現在では、社交ダンスや競技ダンスとしてもよく知られています。
また、この音楽の一番の特徴は、「1、2、チャチャチャ、5、6、チャチャチャ」と踊られるユニークなダンスステップだといえます。
チャチャチャのおすすめ曲を5曲紹介!
では、チャチャチャの曲をおすすめ順に5曲紹介をしますね。
フレネシ(Frenesi)
はじめにおすすめするチャチャチャの曲はフレネシ(Frenesi)といい、ティト・プエンテ(Tito Puente)により演奏されています。
この曲はチャチャチャの典型的なステップ、「1、2、チャチャチャ、3、4、チャチャチャ」というリズムがとても分かりやすい曲です。これは歌がないため、集中的にチャチャチャのステップを練習したい人には特におすすめです。
また、この曲はカフェなどで流れていても不思議ではないぐらい落ち着いているため、作業用BGMとして聴いてみてもいいかもしれませんね。
エル・コエテ(El cohete)
次におすすめする曲はエル・コエテ(El cohete)といい、セリア・クルス(Celia Cruz)によって歌われています。ちなみに、曲名である「エル・コエテ(El cohete)」にはスペイン語で「ロケット」という意味があります。
セリアの歌声はすごく力強く、「男性が歌っているのかな」と思ってしまう曲が多い印象ですが、この曲はセリアにしては珍しく優しい歌声で歌われています。この歌声が、チャチャチャの音楽ととてもよく合っているため、おすすめな一曲です。
セリア・クルスは「サルサの女王」!?
エル・コエテを歌っている歌手の本名は、ウルスラ・イラリア・セリア・カリダッ・クルス(Úrsula Hilaria Celia Caridad Cruz Alfonso)といいます。
彼女はキューバ系アメリカ人の歌手で、チャチャチャはもちろん、サルサ(Salsa)、ワラチャ(Guaracha)、ソン(Son)、ボレロ(Bolero)やルンバ(Rumba)などのラテン音楽ジャンルも歌っています。
また、セリアは「サルサの女王」という別名でも呼ばれており、とても実力のある、有名サルサ歌手でもあります。彼女の曲はどれもいい曲なので、とてもおすすめですよ!
ヤ・ジェゴ・ラ・オラ(Ya llegó la hora)
次におすすめするチャチャチャの曲はベニー・モア(Beny Moré)によって歌われている、ヤ・ジェゴ・ラ・オラ(Ya llegó la hora)です。この曲名はスペイン語で「時は来た」というニュアンスがあります。
ヤ・ジェゴ・ラ・オラの一番のおすすめポイントは、語りかけるような優しい歌い方です。
ベニー・モアはキューバ人歌手!
ヤ・ジェゴ・ラ・オラの歌手である、ベニー・モアはキューバ人歌手で、本名はバルトロメ・マクシミリアノ・モア・グティエレス(Bartolomé Maximiliano Moré Gutiérrez)といいます。彼はチャチャチャ以外に、マンボ(Mambo)、ワラチャやボレロなども歌っていたようです。
ロス・マルシアノス(Los marcianos)
次におすすめするチャチャチャ曲はロス・マルシアノス(Los marcianos)といい、ティト・ロドリゲス(Tito Rodríguez)により演奏されています。
曲名の「ロス・マルシアノス(Los marcianos)」はスペイン語で「火星人」という意味があります。歌詞では「火星人が来たよ。彼らはリカチャ(Ricachá)を踊っている。リカチャは火星でのチャチャチャだよ。」と歌っています。
この歌詞を聴くと、「ん?結局どういうこと?」「火星人がチャチャチャを踊っているの?」と少し不思議な気分になりますし、歌詞の内容を理解するのが正直、少し難しいです。ですが、この不思議さが逆に面白く、とてもおすすめな一曲です。
また、この曲はリラックスしたい時に聴くと癒されそうですよね。
ティト・ロドリゲスは多才なミュージシャンだった!?
歌手である、ティト・ロドリゲス(Tito Rodríguez)はプエルトリコ人歌手です。彼はとても多才だったため、ミュージシャンとしてはもちろん、バンドリーダー、作曲家やテレビ司会者としても活躍していました。
ちなみに、彼は多くのチャチャチャ歌手と同様に、マンボ、ボレロ、ワラチャやパチャンガ(Pachanga)などを演奏していました。
ラ・ブルサ・アスル(La blusa azul)
最後におすすめするチャチャチャ曲は、ラ・ブルサ・アスル(La blusa azul)といい、エンリケ・ホリン(Enrique Jorrín)と彼のオーケストラによって演奏されています。この曲名はスペイン語で「青いブラウス」という意味があります。
この曲は少し古いチャチャチャの曲(調べた限りでは1958年の曲ですが、情報が古く、正しいかどうかわかりません)なため、動画でも全てが白黒で、音声も最近の音楽と比べると少し悪いです。ですが、この曲はとても聞きがいのあるチャチャチャなので、おすすめです。
特に、曲名でもあり、歌詞でもたびたび登場する「ラ・ブルサ・アスル」は、思わず一緒に歌いたくなってしまうほど、頭に残ります。
エンリケ・ホリンはチャチャチャ音楽の発明者?
エンリケ・ホリンは1926年生まれのキューバ人のバイオリニスト、作曲家そして音楽監督です。
また、彼は1950年代初頭、後に「チャチャチャ」として知られるようになった新しいダンスジャンルを作成したため、彼はチャチャチャ音楽の発明者だと見なされています。そのため、彼はチャチャチャ音楽の誕生に欠かせない人だったといえますね。
ちなみに、彼は1987年(享年60歳)に逝去しました。
まとめ
チャチャチャは「1、2、チャチャチャ、3、4、チャチャチャ」という独特なダンスステップがある、キューバ発祥の音楽、社交ダンス、そして競技ダンスのジャンルです。
この音楽は全体的に少し昔の曲が多いため、ラテンダンスのなかでは少し時代を感じるジャンルかもしれませんね。実際に、今回紹介した曲の歌手全員がすでに逝去しています。ですが、チャチャチャはとても魅力的なジャンルなので、ぜひ聴いてみてくださいね!
以上、チャチャチャのおすすめ曲を5曲紹介しました。
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