サルサとチャチャチャの3つの主な違いとは? [ラテン音楽比較]

Salsa サルサ(Salsa)

こんにちは、Ponmigo(ポンミーゴ)です。

今回はラテン音楽ジャンルである、サルサ(Salsa)チャチャチャ(ChaChaCha)の違いを比較していきます。

 

それぞれの音楽については以下の記事でも詳しく解説しています。

 

サルサとチャチャチャの違い3選

4/4拍子の音楽に合わせて、2人1組で踊られるということが、サルサとチャチャチャの基本です。

他にもいくつかの類似点がありますが、これらには相違点もあります。

 

サルサ(Salsa)チャチャチャ(ChaChaCha)の違いは主に、以下の3つが挙げられます。

  • ダンスステップの数
  • 音楽にリズム
  • ダンスを踊る際の動きの範囲

 

では、それぞれみていきましょう。

 

違い① ダンスステップの数

最も大きな違いは、チャチャチャでは4拍のリズムの中で、5つのステップがあるのに対し、サルサでは3つのステップしかないことです。

 

サルサ

サルサは前後に動くステップが基本で、3ステップ(2速いステップ+1遅いステップ)で構成されています。

 

(前)(後)(後)(待ち)(後)(前)(前)(待ち)

というような感じでしょうか。

この場合の「(待ち)」というのは文章で表すことは大変ですが、少し補足しますね。簡単に言うと、リズムが「いち、に、さーーん」となっているような感じです。注目は「いち、に、さん」ではなく「さーーん」だと言うことですね。

 

チャチャチャ

一方で、チャチャチャの踊りは、2つの遅いステップと3つの速いステップで構成されています。

 

なので、フットワークとしては

1、2、チャチャチャ、3、4、チャチャチャ

というような感じになります。



違い② 音楽のリズム

2つ目の主な違いは、音楽のリズムです。

ちなみに、これはひとつ目で紹介した違いとほとんど同じなため、ひとつ目を理解していると、この違いはとても理解しやすいと思います。

 

チャチャチャの音楽では、「1、2、チャチャチャ、3、4、チャチャチャ」というリズムがとても明白に分かります。

一方で、サルサの音楽では、踊り方に合うようなリズムになっています。

 

チャチャチャ

この曲では、チャチャチャの音楽を聴くこともできますし、曲の初めでは、スペイン語ですが、「1、2、チャチャチャ、1、2、チャチャチャ」と歌っているのでリズムがとても分かりやすいと思いますよ。

 

サルサ

次はサルサの曲です。

しっかりと、「いち、に、さーーん」となっているのがわかると思いますよ。

 

ちなみに、この曲は、「サルサの女王」という別名を持つ歌手、セリア・クルス(Celia Cruz)によって歌われています。

 

 

違い③ 動き(ダンス)の範囲

最後に紹介する、サルサとチャチャチャの違いは、ダンスを踊る際の動きの範囲です。

 

チャチャチャはステップが短く、空間をあまり動かさずに表面を引きずるように踊りますが、サルサではより広い空間を使って、滑らかに踊られます。

 

まとめ

いかがでしたか?

サルサとチャチャチャには類似点も相違点もありますが、主な相違点は踊り方に関することだといえます。

 

なので、踊りに着目すると、これらの音楽は簡単に見分けることができますよ。

もちろん、これはサルサかチャチャチャの2択の場合のみであり、聞いている音楽がどのジャンルかを知るには、他のラテン音楽も知る必要があると思います。

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