こんにちは、Ponmigo(ポンミーゴ)です。
今回はカピシュカ(Capishca)と呼ばれるエクアドルのアンデス音楽について紹介していきます。
「カピシュカという音楽ジャンルの名前も聞いたことがないよ」という方が大半だと思うので、今回はカピシュカについてとても簡単にまとめてみました。
ちなみに、カピシュカはとても落ち着く音楽ですよ。
では、カピシュカについてみていきましょう!
カピシュカとは?
カピシュカ(Capishca)は、エクアドル、特にチンボラソ(Chimborazo)州とアスアイ(Azuay)州で踊られ、聴かれているアンデス音楽のジャンルです。
ちなみに、カピシュカはメスティーソのリズムでもあります。
また、カピシュカは、誰でも楽しめる、とても楽しくて賑やかな音楽ですので、筆者のおすすめな音楽ジャンルでもあります。
カピシュカの語源
「カピシュカ」という言葉は、ケチュア(Quechua)の動詞「カピナ(Capina)」に由来しています。ちなみに、カピナはケチュア語で「絞る」という意味があります。
カピシュカはエクアドルの他の音楽とも似ている!?
カピシュカは他のエクアドルの音楽ジャンルともいくつかの類似点があります。
アルバソ
まず、カピシュカはアルバソ(Albazo)と似ています。
どちらの音楽も、いたずらや求愛を表現しています。
サンファニート
また、カピシュカはサンファニート(SanJuanito)とも似ています。
これらの音楽はリズムが似ており、ステップや衣装までもがとてもよく似ています。
カピシュカのリズム
カピシュカの音楽には主に2種類のリズムがあります。
ひとつ目は6/8拍子で作曲された曲で、これはアルバソと似ています。
ふたつ目は3/4拍子で作曲された曲で、これはアイレ・ティピコ(Aire Típico)と似ています。ちなみに、アイレ・ティピコもエクアドルの音楽です。
カピシュカの衣装
次に衣装についてみていきましょう。
カピシュカを踊る際は、女性は二重のスカートを着用しなければなりません。動くときは、一方のスカートを上げ、もう一方のスカートを下に履くことになります。
靴は革製で、女性は履き心地をよくするためにナイロン製のストッキングを着用します。
一方で、男性の場合、シャツとズボンがあれば、この踊りを踊ることができます。
まとめ
いかがでしたか?
今回の記事ではカピシュカというエクアドルの音楽ジャンルについて紹介させていただきました。
カピシュカは日本では全くと言ってもいいほど知られていませんが、とても魅力的なジャンルですので、おすすめですよ。
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