こんにちは、Ponmigo（ポンミーゴ）です。
今回はバチャータ（Bachata）の種類について解説していきます。
バチャータとは？簡潔に紹介！
バチャータ（Bachata）のサブスタイルを紹介する前に、バチャータとは、何かということを簡単に説明しますね。
もうご存知の方はとばしてください。
簡単に説明すると、バチャータはラテン音楽のジャンルの一種で、南米、中米、そして一部の北米でとても頻繁に聞かれています。
ギターが中心となる、軽快な音楽です。
では、バチャータのサブスタイルについてみていきましょう！
バチャータの３種類のサブスタイルを紹介！
ドミニカンバチャータ（Bachata Dominicana）
まず一番代表的なバチャータのスタイルはドミニカンバチャータですね。ドミニカンバチャータはドミニカ共和国発祥のバチャータで、このスタイルは1960年代にバチャータが発祥すると共に、踊り始められました。一番古いバチャータスタイルであることから、このバチャータスタイルは全てのバチャータダンスの基礎にもなっているといえます。
また、このスタイルは一番古く基礎となるスタイルであることから、トラディショナル・バチャータ（Traditional Bachata）とも呼ばれています。
さらに、このバチャータはバチャータ・ラピダの曲に合わせて踊られることが多いです。
ドミニカンバチャータはペアで踊られることが多く、ステップはシンプルなものが多いです。ステップはギターの音に合わせて、４拍子目にインパクト（タップ）を置きます。
感覚的には小さい正方形を描くかのように踊ります。
（横）（横）（前）（タップ）（横）（横）（後ろ）（タップ）
というような感じです。
基本的にはとても楽しく、エネルギッシュなフットワークと腰の動きを合わせたものが多いです。
この伝統的なドミニカンバチャータはドミニカ共和国を始めとする、カリブ海の国々（プエルトリコ、ジャマイカ、キューバなど）で頻繁に踊られています。
モダンバチャータ（Bachata Moderna）
モダンバチャータはドミニカンバチャータよりも現在に適応したバチャータダンスになっています。このスタイルは、ウーバン・バチャータ（Urban Bachata）と呼ばれることもあります。
モダンバチャータの特徴としては、ターンが多く行われます。そして、ドミニカンバチャータは左右や前後などに動くことが多いのに対し、モダンバチャータは様々な方向に自由に動きます。
モダンバチャータはとても滑らかでスムーズな動きが多く、基本的には少し遅めのバチャータ音楽と合わせて踊ります。さらにモダンバチャータはコンテンポラリーダンスからも影響を受けているため、とてもエレガントに見えます。
ウーバン・バチャータ（Urban Bachata）
上で書いた通り、ウーバン・バチャータはモダンバチャータとほとんど同じようなものです。一つ違いをあげるとすれば、ウーバン・バチャータにはヒップホップのような要素もあります。
そして、バチャータはスペイン語の歌詞があるものがほとんどですが、ウーバンバチャータでは英語の歌詞の曲に合わせて踊ることも多々あります。
センシュアルバチャータ（Bachata Sensual）
センシュアルバチャータは2000年代にできた、新しいバチャータスタイルです。このスタイルはスペインで発祥されたと言われており、スペインで人気を生み出しました。
センシュアルバチャータはダンスと演劇が混合された踊りです。
このスタイルはリーダー（男性）がダンスを主導し、フォロワー（女性）がそれに合わせて踊るという形が基本形となっています。
ダンスなのに演劇のような構成になっているのはとても興味深いなぁ〜！
センシュアルバチャータは３種類のサブスタイルの中で一番身体の動きを重要視しているといえます。そのため、滑らかで、身体全体を使って踊る動きが多く、肩や腰のボディーウェーブやアイソレーションも多く取り入れられています。
そして、センシュアルバチャータはモダンバチャータの基礎を利用していますが、モダンバチャータよりターンが少なくなっています。
このスタイルは世界の社交ダンスの中でも極めて情熱的だと言われています。
この以下のYouTubeではバチャータスタイルを踊っているので興味のある方はみてみて下さい。
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その他にもまだまだある！バチャータの種類！
バチャータ・フュージョン（Bachata Fusion）
バチャータフュージョンは色々なバチャータスタイルと取り入れて踊られており、情熱的でエネルギッシュな踊り方です。
その中でも特に、ボールルームダンスの要素を用いて踊られます。
バチャタンゴ（Bachatango）
バチャタンゴとはバチャータとタンゴを掛け合わせたものを指します。バチャタンゴはキックやターンなどといったタンゴ的な要素を多く含んでいます。他のバチャータと違い、足のステップよりも体の動きに焦点を当てています。
このスタイルは元々バチャータの音楽に合わせて踊られてきましたが、今ではタンゴの音楽に合わせて踊ることも多くなっています。
また、このバチャタンゴはバチャータの発祥地、ドミニカ共和国ではあまり有名ではなく、知名度も低いです。
ボールルーム・バチャータ（Ballroom Bachata）
ボールルームバチャータのステップは基本的にはドミニカンバチャータと同じです。
このスタイルの最大の特徴は、他のバチャータスタイルは社交ダンスとして踊られることがほとんどなのに対し、ボールルームバチャータは、主に、ボールルームダンスの大会やイベントなどで踊られることが多いです。
まとめ
バチャータには色々な種類があり、それぞれ様々な特徴があります。それぞれのスタイルは異なったジャンルからの影響を受けたものや、他のダンスの要素を含んだものが作ったものだといえますね！
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