こんにちは、Ponmigo(ポンミーゴ)です。
今回は「グアグアンコの女王」と呼ばれている人物について紹介していきたいと思います。
グアグアンコ(Guaguancó)についてご存知ではない方は、まずこちらの記事を読むことをおすすめします。
「グアグアンコの女王」は一体誰?
結論から言うと、「グアグアンコの女王」と呼ばれている(呼ばれていた)のは、セレステ・メンドーサ(Celeste Mendoza)です。
セレステ・メンドーサ(1930/4/6 – 1998/11/22)はキューバ人の歌手で、かつてほとんど男性歌手しかいなかった、グアグアンコを歌うことで有名になりました。
セレステが登場し、大成功を収めるまでは、グアグアンコのリズムは男性だけのものだったので、セレステは、女性らしさと情熱をこの音楽ジャンルにもたらしたといえます。
セレステは元々歌手ではなかった!?
驚くことに、セレステは元々歌手としてデビューしたのではありません。
彼女は、プロダンサーとしてキャリアを開始しました。ダンサー時代に彼女は、さまざまなキャバレーに出演しました。
その後、セレステは歌手となり、1950年代後半、彼女はゲマ・レコード(Gema Records)と契約し、ベボ・バルデス(Bebo Valdez)のオーケストラと一連のレコーディングを行いました。
ちなみに、ベボ・バルデス(Bebo Valdez)はキューバのピアニストであり、バンドリーダーであり、作曲家でした。そして彼はキューバ音楽の黄金時代の中心人物でもありました。
その後、セレステは国際的にツアーを行い、1965年にはパリのオリンピア(Olympia)で、キューバのグラン・ミュージック・ホールのショーに出演し、演奏しました。
また、セレステは映画にも出演し、ラジオ番組でも歌っていたそうです。
まとめ
いかがでしたか?
セレステ・メンドーサは元々は歌手ではなかったものの、見事グアグアンコを歌い上げ、それまでは男性歌手しかいなかったグアグアンコに新たな風を吹かせたといえます。
また、この彼女の行動が「女性歌手がグアグアンコを歌ってもいい」と言う風潮を作り出したと考えられますよね。
ちなみに、グアグアンコを歌っている女性歌手には、「サルサの女王」という別名を持つ、セリア・クルス(Celia Cruz)も含まれていますよ!
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