バチャータとは? ドミニカ共和国発祥の音楽を丁寧に解説!

バチャータ(Bachata)

こんにちは、Ponmigo(ポンミーゴ)です。

このブログでは、ラテン音楽とラテンダンスについて紹介しています。

 

「バチャータ」ってどんな音楽ジャンル?

ドミニカ共和国の音楽に興味がある!

バチャータの基本ステップが知りたい!

バチャータの魅力って何?

バチャータ」という音楽ジャンルは日本ではいまだあまり馴染みのないものの、ラテン圏の国々では日常のように登場する言葉です。これは世界各国(特にスペイン語圏)で聞かれている音楽&ダンスジャンルだと言えます。

そこで、今回はバチャータの起源、特徴、楽器、踊り方、さらにはその楽しさなどを紹介します。

 

バチャータの歴史と発祥地

まずはバチャータの歴史と発祥地について紹介しますね。

ドミニカ共和国の国旗

バチャータ」は1960年頃にドミニカ共和国の農村地域で発祥したラテン音楽&ラテンダンスジャンルです。これはヨーロッパ音楽、先住民族系音楽とアフリカ音楽からも影響を受けており、それらの音楽スタイルが融合した結果生まれたものだということもできます。

また、バチャータは元々は貧しい農民たちが集まる場所で演奏されていた音楽で、社会的な背景を反映しています。そのため、この音楽は、初めは特定の階級の人々にしか受け入れられておらず、社会的に軽視されることもありました。ですが、1980年代にはその人気が急上昇し、今では世界中で踊られ、多くの人々に親しまれています。

 

バチャータの特徴

バチャータを構成する楽器

ギターの画像

バチャータはとても明るく、音楽が軽快です。この音楽ではどのような楽器が使われているのでしょうか?

基本的にバチャータはリードギター(Requinto)、リズムギター(Segunda)、ベースギター、ボンゴ、ギロの5種類の楽器で構成されています。ですが、最近では、シンセサイザーなどの電子楽器も使われるようになったそうです。ギターがメインのこの音楽のメロディは非常に心地よく、軽快ですよ。

 

リズムとメロディ

バチャータの音楽は通常、4拍子のリズムで構成されており、4拍目にアクセントが置かれます。(詳しくは「基本ステップ」のところで解説します。)

「バチャータの曲を知りたい!」という方は以下の記事も併せて読んでみてくださいね。



バチャータの踊り方

次にバチャータの踊り方について紹介します。

バチャータの魅力のひとつは、その踊り方のシンプルさです。バチャータはサルサチャチャチャなど他のラテンダンスに比べると、ラテンダンス初心者でも踊りやすいジャンルだと言えます。

その理由として、バチャータの基礎はとても簡単なステップから構成されていることが挙げられます。では、その基本ステップについて紹介しますね。

 

基本ステップ

ダンスステップ

バチャータは4拍子の音楽で、4拍子目にアクセントを置くという踊り方が一般的です。なので、イメージ的には(いち)(に)(さん)(タップ)のような感じです。これを繰り返すだけでバチャータを踊ることができます。

 

以下にバチャータのダンス動画を貼っておきますね。バチャータを踊る時は参考にしてみてくださいね。

 

この動画では、男の人の足に注目すると、ちゃんと(いち)、(に)、(さん)、(タップ)になっているのがわかるはずです。

ちなみに、中級や上級になってくると、この簡単なステップだけではなく、それ以上に動くことも多々あります。実際に、この動画のステップをよくよくみてみると、(いち)(に)(さん)(タップ)以上に動いている所もありますね!

足のステップさえおさえておけば、手や上半身は基本的にリズムに合っていればどんな感じで踊ってもOKなので、比較的簡単にバチャータを踊ることが出来ます。

 

アクセントのつけ方

バチャータのダンスでは、アクセントをつけることがとても重要です。タップの際には、しっかりとリズムに合わせて足を揃える必要があります。

また、このアクセントがあることでリズムがとてもとりやすくなり、ラテンダンス初心者の方でも「リズムが取れない」という不安などなく踊れます。特に、ドミニカンバチャータ(詳しくは以下の記事で解説しています)はリズムがはっきりしているので、わかりやすいですよ。

 

バチャータは狭いスペースでも踊れちゃう!

また、バチャータは狭いスペースでも踊ることができるため、家庭でも練習がしやすいラテンダンスだと言えます。このダンスはパートナーと密着して踊るスタイルが一般的ですが、一人で踊ることも可能です。

この柔軟性もバチャータの魅力のひとつです。

スペースがあまりなくても踊れるし、ダンススキルも上がるし、運動にもなると考えると、踊らない理由なんてないね!

 

バチャータの文化的背景

バチャータは、ドミニカ共和国の文化を反映した音楽であり、特に愛や切なさをテーマにした歌詞が多く見られます。音楽だけでなく、ダンスにもその感情が込められており、踊ることでより深くその感情を表現することができます。

 

バチャータの楽しさと魅力

バチャータは、ただのダンスや音楽ではありません。そのリズムやメロディには、参加するすべての人々を笑顔にする力があります。友人や家族と一緒に楽しむことで、心温まる思い出を作ることができます。

また、ダンスを通じて身体を動かすことで、健康にも良い影響を与えると思います。

さらに、バチャータは、世界中に多くのコミュニティを持つ音楽です。各地で行われるバチャータのイベントやパーティーに参加することで、新たな友情や絆が生まれたりする可能性があるというのもとても魅力的ですよね。

 

まとめ

バチャータは、ドミニカ共和国発祥のラテン音楽とダンスのスタイルで、その魅力は多岐にわたります。シンプルな踊り方や心地よい音楽は、誰でも楽しめる要素を持っています。

今はまだ日本ではあまり知られていない音楽ですが、今後は日本でも聞く機会が増えると思います。この機会にバチャータの踊り方を覚え、一歩先にバチャータを楽しみましょう!

以上、今回はドミニカ共和国の音楽「バチャータ」について紹介しました。

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