ガトのおすすめ曲を5曲紹介!【アルゼンチンの生きたフォルクローレ】

Gato ガト(Gato)
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こんにちは、Ponmigo(ポンミーゴ)です。

このブログでは、ラテン音楽とラテンダンスについて紹介しています。

 

「ガト」ってどんな音楽ジャンル?

アルゼンチンの音楽ジャンルについて知りたい!

ガトのおすすめ曲や名曲はどれ?

今回は、ガトのおすすめ曲について紹介します。

 

この記事を読むことで、ガトとはどんな音楽ジャンルなのか、そしてどの曲がおすすめなのかを知ることができます。

アルゼンチンの音楽といえば、タンゴ(Tango)を思い浮かべる方も多いと思いますが、ガトを知れば、アルゼンチン音楽についての知識も広がること間違いなしですよ!

 

ガトはアルゼンチンを代表する音楽ジャンル!

ガトのおすすめ曲について紹介する前に、ガトはどのような音楽なのかを説明しますね。

 

ガト(Gato)とはアルゼンチンを代表する民族音楽・舞踊ジャンルのひとつで、恋の駆け引きをテーマとして踊られます。

これは、1820年以前からアルゼンチンのクヨ(Cuyo)で踊られてきているため、「生きた音楽・生きた舞踊」とも呼ばれています。

 

ガトのおすすめ曲を5曲紹介!

では、ガトのおすすめ曲を、おすすめ順にみていきましょう。

 

ガト・デ・フェスティバル(Gato de festival)

はじめにおすすめするガトの曲はガト・デ・フェスティバル(Gato de festival)といい、ラリー・バリオヌエボ(Raly Barrionuevo)によって歌われています。

 

 

この曲のおすすめポイントはのびのびとした歌声軽快なギターの音色です。

特に、この歌声はとても癒されますし、不思議なことに、広大なアンデス山脈を思い浮かばせます。

 

また、この曲には、

Bailando este gato estoy
Como santiagueño

などという歌詞があり、これは、「私はサンティアグエニョとして、このガトを踊る!」という意味があります。

ちなみに、「サンティアグエニョ」とは、「アルゼンチンのサンティアゴ・デル・エステロ(Santiago del Estero)という地域に住む人々」のことをいいます。

 

なので、この曲は「祭りで踊っている様子」を表現しているともいえますね。



ラリー・バリオヌエボはアルゼンチン歌手!

ガト・デ・フェスティバルを歌っているラリー・バリオヌエボはアルゼンチン人歌手ギタリストです。

彼は、アルゼンチンのフォルクローレを中心に演奏しています。

 

エル・シエント・オチェンタ(El ciento ochenta)

次におすすめするガトの曲はエル・シエント・オチェンタ(El ciento ochenta)といい、これは数字の「180」を意味します。

エル・シエント・オチェンタはメルセデス・ソサ(Mercedes Sosa)によって歌われています。

 

 

この曲は今回紹介するガトの曲のなかで、唯一女性によって歌われているものです。

そのため、包み込んでくれるような優しい歌声で歌われており、男性歌手が歌うガトとは異なった魅力があるためおすすめな一曲です。

 

いくつものニックネームを持つアルゼンチン歌手「メルセデス・ソサ」

アルゼンチン歌手である、メルセデス・ソサは「ラ・ネグラ(La negra)」というニックネームで親しまれていました。

他にも、「アメリカの声」を意味する、「ラ・ボス・デ・アメリカ(La Voz de América)」、「大きなお母さん」を意味する「ラ・ママ・グランデ(La Mamá Grande)」や「地球の声」を意味する「ラ・ボス・デ・ラ・ティエラ(La Voz de la Tierra)」などとも呼ばれていたそうです。

 

彼女はアルゼンチンのフォルクローレはもちろん、トローバ(Trova)の音楽も歌っていました。

トローバについては後日別記事で詳しく解説しますね。

 

ガティート・エ・ギタレアダ(Gatito E’ Guitarreada)

この曲はガティート・エ・ギタレアダ(Gatito E’ Guitarreada)といい、グスタボ・エクレシア(Guatavo Ecclesia)により歌われています。

 

ガティート・エ・ギタレアダはのびのびと歌われているのが特徴的です。

 

また、この曲は今回紹介する曲のなかで最もクラシック音楽に近いガトだと思います。

そのため、クラシック音楽をよく聴く、またはクラシック音楽が好きという方にはとてもおすすめです。

 

ガト(名前不明)

この曲はしっかりとした曲名も、作曲者も分かりませんが、おすすめです。


このガト音楽の一番のおすすめポイントは、歌がないところです。

歌があるガトの演奏もとても癒されますが、楽器のみで演奏されるガトは歌ありのものよりも、さらに癒されると思いますよ!



ガティート・バホ・ラ・ジュビア(Gatito bajo la lluvia)

最後におすすめするガトの曲は、リト・ロメロ(Lito Romero)によって歌われている、ガティート・バホ・ラ・ジュビア(Gatito bajo la lluvia)です。

ちなみに、この曲名はスペイン語で「雨の中のガト音楽」というようなニュアンスがあります。

 

 

ガティート・バホ・ラ・ジュビアはとてもリズミカルなガトです。

 

これは抑揚のある歌い方で歌われているため、何度聴いても飽きないので、おすすめです。

リピートやループ再生をしながら、作業をしながら聴いたり、勉強しながら聴いてもいいかも知れませんね。

 

まとめ

ガトはアルゼンチンを代表する民族音楽・舞踊ジャンルのひとつで、「生きた音楽・生きた舞踊」だとされています。

この音楽は、ワルツのような3ステップで構成されているものの、曲調はワルツとは異なります。

 

どれもとても癒されますし、リラックスできるものも多いため、ガトはおすすめな音楽ジャンルのひとつです!

以上、今回はアルゼンチン音楽「ガト」のおすすめ曲を5曲紹介しました。

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