こんにちは、Ponmigo(ポンミーゴ)です。
バジェナート(Vallenato)はコロンビア発祥の音楽で、日本ではあまり有名ではないものの、ラテンアメリカでは有名な音楽ジャンルの一つだといえます。
色々な良い曲がありますが、その中でもおすすめな曲を 10 曲抜粋しました!!
ロ・メホール・エス・ケ・ボルバモス(Lo Mejor Es Que Volvamos)
ロ・メホール・エス・ケ・ボルバモス(Lo Mejor Es Que Volvamos)はシルベストレ・ダンゴンド(Silvestre Dangond)という人によって歌われている曲です。
「私たちにとって最善なことは「復縁」」だと歌っている曲です。ちなみに、この曲は割と最近の曲で、コロンビアの中でとても有名な曲です!
シルベストレはバジェナートを中心とするラテン音楽の名曲をたくさん歌っているコロンビア人歌手です。
さらに、ベスト・クンビア / バジェナート・アルバム(Best Cumbia / Vallenato Album)に六回のノミネートを果たした上、一回優勝しています。
とても実力のあるバジェナート歌手の一人だといえますね。
ラ・グリンガ(La Gringa)
ラ・グリンガ(La Gringa)も先ほど紹介した、シルベストレ・ダンゴンド(Silvestre Dangond)によって歌われている曲で、とても明るいリズムが特徴的です。
この曲では「ワユー(Wayuu)語で話す」と言った内容で、シルベストレの故郷の文化についても触れていることがわかります。
ちなみに、ワユー(Wayuu)語とはコロンビアとベネズエラの人たちが、スペイン語が導入される前に使っていた民族の言葉で、現在はコロンビアとベネズエラを合わせて320,000人が話すことができる言語だそうです。
この曲は南米の文化についても触れることができる曲だともいうことができる上に、とてもノリノリな曲なので、ハマること間違いなしですね!
オルビダラ(Olvídala)
オルビダラ(Olvídala)はビノミオ・デ・オロ・デ・アメリカ(Binomio de Oro de América)によって歌われている曲です。
この曲は曲の雰囲気からも分かるように、歌詞も少し悲しく、寂しい感じですが、この曲はバジェナートの特徴が強調されているため、先ほど紹介したシルベストレの曲よりも聴いただけでバジェナートだと判断することが容易だと思います。
そしてオルビダラはこのグループの最初のアルバムです。
ビノミオ・デ・オロ・デ・アメリカは四回もベスト・クンビア / バジェナート・アルバム(Best Cumbia / Vallenato Album)にノミネートされています。
ビボ・エン・エル・リンボ(Vivo En El Limbo)
ビボ・エン・エル・リンボ(Vivo En El Limbo)はカレス・モラレス(Kaleth Morales)によって歌われている曲です。
この曲はコロンビア人の誰もが知っている曲だといえます。また、明るいリズムと同様に歌詞も明るいです。
ラップのようなリズムは聴いていてとても楽しいですね。さらに、この曲は「バジェナート」の特徴でもある、アコーディオンの軽快な音が聴こえますね!
カレス・モラレスはコロンビア人歌手で、コロンビア人歌手の両親の元に生まれました。
2003年からアーティスト活動を始めました。残念ながら2005年に21歳という若さで脳浮腫で亡くなってしまったため、約2年の活動期間でしたが、その間にたくさんの曲をリリースし、コロンビアの中でも有名な歌手になっています。
ケ・ボニータ・エス・エスタ・ビダ(Que bonita es esta vida)
ケ・ボニータ・エス・エスタ・ビダ(Que bonita es esta vida)はホルヘ・セレドン(Jorge Celedón)によって歌われています。
ホルヘは先ほど紹介した、ビノミオ・デ・オロ・デ・アメリカのバックアップシンガーの一人です。
ホルヘはバックアップシンガーとして活躍していましたが、1998年に自らのバジェナートグループを作ることを決断しました。
そして二回のベスト・クンビア / バジェナート・アルバム(Best Cumbia / Vallenato Album)でのノミネート、そして四回も優勝しています!
さらに、その他いくつかの賞にもノミネートされています!
確かに、ホルヘの曲はどれも良い曲ばかりな気がするね!
ポブレ・コラソン(Pobre corazón)
ポブレ・コラソン(Pobre corazón)はアレホ・ドゥラン(Alejo Durán)によって歌われている曲です。
ちなみに、彼の本名はギルバルト・アレハンドロ・ドゥラン・ディアス(Gilberto Alejandro Durán Diaz)と言います。
この曲は「女の人が泣いていて、それが私を悲しくし、痛みを与える」というような歌詞なので、明るい内容ではないですが、リズムは明るいですよね。
そのリズムの明るさと、少しコミカルなリズムは聞いていてとても楽しい為、歌詞の悲しさも吹っ飛びますね。
アレホはバジェナートに特化したコロンビアの歌手で、アコーディオン奏者でもあり、作曲家でもあります。
アレホは「バジェナートの神」ともいわれておりとても実力がある、有名なバジェナート歌手です!
フィデリーナ(Fidelina)
フィデリーナ(Fidelina)は先ほど紹介した曲と同様に、アレホ・ドゥラン(Alejo Durán)によって歌われている曲です。
フィデリーナはバジェナートの特徴をとても捉えています。
というのも、歌詞が「アコーディオンを弾くのがルーティーン」というような内容なので、バジェナートの象徴とも言えるアコーディオンが歌詞に入っているということから、この曲はバジェナートの特徴を捉えていると思います。
アレホのバジェナート音楽はどれもとても明るいリズムと、伝統的な雰囲気を醸し出しているといえます。
イホ・デル・バジェナート(Hijo del Vallenato)
イホ・デル・バジェナート(Hijo del Vallenato)はカルロス・ビベス(Carlos Vives)によって歌われている曲です。
この曲は「バジェナートの息子」という曲名です。そしてカルロスがバジェナートの息子だということを強調している曲です。
なぜなら、カルロスはバジェナート以外の音楽ジャンルの曲も歌っており、カルロスはバジェナートだけに特化しているわけではないと思われていることを覆すために歌われた曲だと想定できます。
ラ・ゴタ・フリア(La Gota Fría)
ラ・ゴタ・フリア(La Gota Fría)は先ほどと同様に、カルロス・ビベス(Carlos Vives)によって歌われている曲です。
バジェナートの発祥地、コロンビアでは誰もがカルロスのことを知っているといえ、その中でもラ・ゴタ・フリア(La Gota Fría)は極めて有名だと言えますね。
ですが、実はこのラ・ゴタ・フリア(La Gota Fría)はエミリアノ・スレタ・バケロ(Emiliano Zuleta Baquero)という人によって1938年に歌われているため、カルロスはこの曲をカバーしていると言った方が正しいですね。
じゃあ、有名人が有名な曲をカバーして有名になったってことかぁ!
ノ・レ・テモ・ア・ナディエ(No Le Temo A Nadie)
最後におすすめする曲はノ・レ・テモ・ア・ナディエ(No Le Temo A Nadie)です。
ノ・レ・テモ・ア・ナディエ(No Le Temo A Nadie)はバジェナートの女王とも呼ばれる、ロライン・ララ(Loraine Lara)という女性によって歌われています。
私は最初この曲を聴いた時、最初の30秒ほどは明るくてノリもいい、楽しい曲だと思いましたが、ロラインが歌い出した瞬間びっくりしました。
というのも、すごくドスの効いている声で歌っている上、少し怒鳴っているようにも聴こえたからです。とても楽しめる曲なので曲なのでぜひ聴いてみて下さいね^^
ロラインは、今は多分23歳(正確な情報がないですが、私が調べたところによると)なのでとても若いですよね!
この若さでもバジェナートの女王と呼ばれており、バジェナート音楽を先導している一人だと言えますね!
まとめ
ここまでに10曲、7アーティストを紹介してきましたが、どの曲も明るいリズムのものがとても多いですね!!
先述したように、歌詞は全てが明るい音楽ではありませんが、ノリノリのなってしまいますね^^
コロンビア発祥のバジェナートをぜひ聴いてみて下さいね^^
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